もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

フェルガナ→アンディジャン→国境→オシュ

さあさあ今日も移動日。

ウズベキスタン滞在はわずか2日、もう今日しか残されていない。こんな風にしてしまったのは我ながら間抜けと思うが、旅なんてその場にならなければ決められないことばかりだ。

 

朝ホテルをチェックアウトし、フェルガナの町を歩いてバスターミナルへ行く。ごく普通のソビエトっぽい街並み。相変わらず道路は広く街路樹は元気に育ち、建物はソコソコきれいだ。

オールドバスターミナルの売店で揚げパンと飲物を買い朝食とする。その飲物はただでくれた気がするのだが、良く見ると賞味期限が切れている!!ただしまだ4日なので問題は無いだろう、多分。といっても気分は良くないので味見程度だけして残りは捨てた。

アンディジャン行きのバスはみつからず、狭い乗合に詰め込まれて移動。朝なので半分くらい眠っていたと思う。

 

アンディジャンのバスターミナル内の食堂で早めの昼食。ラグマンは何度目だろう。どこで食べても不味くはなく、といっても特別美味しくもなくといった料理だ。まあこの傾向は中央アジアの料理全般に言えることのように思える。

特に何があるわけでもない街なので観光する気は無く次を目指す。国境までのタクシー代を尋ねるが高い。20000→10000ソムにしか下がらないのでバスターミナルで探すのは止めて、鉄道駅近くの広い通りにあるタクシーの溜り場へ行く。そこでも国境までのシェアードタクシーは10000ソム。それならターミナルで決めても良かったかな。でも客が集まる気配が無かった。1.5時間ほどシェアする他の客を探したがここでも集まらないので、運転手から貸切で行こうと提案される。国境で1時間時差で戻るといってもあまり遅くなるわけにもいかないので、2時過ぎにあきらめ運転手と金額の交渉を始める。40000→30000ソムまで下がったか実は手持ちが25000ソム(10USD弱)しかない。結局キリの良い10USDで手を打ち出発。タクシーは40分くらい乗ったので、まあまあの金額だったのだろう。

 

ウズベキスタン側の国境の係員は女性で親切にも税関申告書を代わりに書いてくれた!通過する人間も少なくストレスフリーで出国できた。ああ、ウズベクの国境職員は腐っていて皆手を焼いていたのも今は昔。時代は変わったものだと感心するが、一方であの懐かしさと寂しさの入り混じった郷愁のようなモノを感じたことも事実である。

歩いてすぐのキルギス入管へ。出国と入国の管理を同じ人間が作業していたので少し時間を食う。といっても30分くらい。日本人はビザ無しで入国できるので気が楽だ。

 

入国後は両替、ジュースで一息つき、ちょうど出発するマルシュルートカに乗りオシュ市内へ。バザール手前で降車。前に泊まったオシュゲストハウスに行こうとも考えたが、あそこは狭くて少々窮屈な気もしたので、もう一つの安宿タージマハルへ投宿した。こちらには全くひと気が無いのはオフシーズンのせいだろうか、それとも単にヤル気が無いのだろうか。5人ドミを一人で使用する。今日も一日中移動で結構疲れているので就寝前に静かなひとときを過ごす事ができるのはちょうど良かった。でもこれでは寂しいので明日はオシュGHに移るかな。

 

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【移動】
・Fergana→Andijan ミニバス 4000UZS
・Andijan→Border// タクシー 10USD(30000UZS)1台 or 10000UZS(シェア)
・//Border→Osh(バザール前) マルシュルートカ 8KGS