もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

天池一日游

天池一日ツアーに参加する。

 

 

 

前日のうちに、人民公園南門脇にある旅行会社の事務所のようなところで申し込んでおいた。260元で全部込みという。往復バス代、昼食代、入場料が含まれるというが、久々の中国のため、まだ何か信用していない部分が心の片隅にある。(ちなみに入場料100元、現地シャトル代70元)

 

当日の朝、待ち合わせ場所には2人しかいない。バスは時間通り到着したが、別の場所で載せてきた人が既に乗っている。ホテル等で申し込んだ客はどうやらそのホテル前で拾うようで、更に何か所か立ち寄り結局満席になるまで客を詰め込み、一路天池へ街を離れた。

添乗員の様な女性が一人乗っていたが、彼女はバスが走っている間ほとんど休むこと無く何かを喋り続けていた。話し慣れた感じだったのでガイドのようなことをしていたのだろうが、その割には喋りっぱなしだったし、何かの説明だけという感じでもなかった。その道のプロなのだろうかと思った。

途中昼食休憩はロードサイドの雑然とした大きな食堂にて。大きな円卓を10人くらいで囲むのだが、計8皿も料理は出され各自好きなものをとることができる。さすが中国、食に関してはこんな所でも特に不満を感じることはない。土産物屋へ無理に寄るということも無かった。

 

現地では入場後は完全な自由行動だった。遊覧船の代金は含まれていなかったので乗りたければ自分で払えばよいのだが、湖の周りを散策するほうを選んだ。先の方までしばらくの間歩き、滝があるということなので裏の方にも行ってみたが、それ程の大きさはなく感動するものではなかった。

ただ、天池自体は眺めの美しい場所だ。ビューポイントからの光景は気持ちが良く、心が晴れ晴れとしてくる。

3時間くらいの自由時間だったが少し早めに切り上げて駐車場に戻ってきた。でも他の客はなかなか戻ってこない。さすが中国と思ったが例の添乗員もいない。何の事はない、彼女は僕が帰りのバスに乗り遅れることのないよう出発の一時間前の時刻を教えたのだ。

 

同じ山の風景でも、パミール高原というヤマ場を最初に持ってきてしまったために、比べてしまうとどうにも不利だ。大自然に関してはしばらくの間はどうしても感激が薄くなってしまうだろう。

 

 

 

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滝と人民ウォッチングその1

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人民ウォッチングその2 人民は皆何かやさぐれた雰囲気を持っている

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まさに 中国らしい看板 「文明」を日本語のとおりにとらないで 下の英訳が正しい意味

でもどれだけの人民がこの意味を理解しているのか?