もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。

庫車

庫車

 


車庫ではない。庫車と書いて、くぅちゃ と読む。


カシュガルからウルムチに至るルートには、和田経由でタクラマカン砂漠を移動する道と阿克蘇や庫車経由がある。今回は庫車、吐魯番に立ち寄ることにした。


カシュガルから乗った夜行寝台バスの席は一番前の下段だった。入口や運転席に一番近い場所だが、窓際で前に人がいないので走っている間の居心地はそれほど悪くない。
(※切符の購入はせいぜい前日なのに最前席だったのが今回の旅で2回もあったので、もしかしたら外国人に空けてあるのかななんて思った。)


まだ薄暗い明け方の8時半(現地時間6時半)に、庫車汽車站(←何か妙な感じ)前の路上に降ろされた。このバスは更に先の庫尓勒に行くバスだった。
すぐ隣にある交通賓館に直行する。受付氏は横になって寝ていたが目を覚まし部屋に案内してくれた。荷物を解いたりしているうちに外は明かるくなってきて、まだ眠っているバスターミナルの敷地内に何台かバスが停まっているのが見えてきた。朝早いせいかホットシャワーを使えたのはラッキーだった。後に判る事だが昼には熱い湯どころか水さえ出なくなるのだ… とりあえず横になったものの気が高ぶって眠くない。これはよくあること。

 
汽車站で翌日の客票を購入し午後2時(現地時間12時)に街に出た。
食事は杏花商業歩行街にて。商店街といいながら食堂がやたら多いのはさすが中国。各地の料理の店が結構集まっている。四川料理屋で麻婆豆腐を食す。麻辣豆腐より2元高いが何が違うのだろうか。量が多く少し残す。こちらでは量が多くて食べ残すことに何ら問題は無いようだ。皆そうしている。

 

庫車の見どころといえば、団結新橋周辺とその西側に広がるウイグル族の住居地域だろう。それ程大袈裟なものではないが、建物の軒先には可愛らしい装飾が施され鮮やかな色で塗られているものも多い。バザールで売られているナンや家具などイスラムの雰囲気が強く感じられた。その中心にある庫車王府は綺麗で雰囲気のある場所だが、帰ってガイドブックをみるとそのほとんどが2004年に1300万元を投じて復元されたものとあり、ちょっとがっかり。それをいえば、そもそもが1759年に清の乾隆帝ウイグル族首領の功績を表彰するために漢族の建築家を派遣して造らせた王宮なのである。でも王宮の建物の他にも庭園、博物館など小じんまりとした施設が集まっておりこの地の当時の暮らしや風習、文化などがわかり、良い所ではあったと思う。もう少し時期が早ければブドウ園も見ることができたようだ。


帰りはぶらぶら歩いて帰ってきた。繁華街を散策し公園で一服。鼻風邪のようで鼻水が止まらない。熱は無いので体がつらくはないが、体調が良い訳でもなくここ数日今一つ旅を楽しめていない。


特に食欲が無いので夕食はとらずに宿に戻る。ロビーの売店でビスケットでも買おうかと思い手にとってみたが、約1年も前の製造日付を目にしてがっかりした気分になる。ここは中国であることを再認識した(笑)。その代わり、あの、イランのザムザムコーラが売っているのを発見!!西安の工場製と記載されている。ザムザムは中国にも進出していたのか!急に14年もの時空を超えて以前のイラン旅行の記憶が甦ってきて、しばしの間白昼夢に陥る。(遠い目)
でも味は期待外れだった。これはイラン当地で飲まなければ美味しくは感じられない類のものなのだろうか。それとも本国とは違い西安の工場製だから不味いのか。
(※その後中国をもう少し旅したがザムザムは結局ここでしか見ることができなかった)

 

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【宿泊】庫車
・交通賓館 150元