もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

クウェート入国、ホテルの部屋にたどり着くまで一苦労

クウェート入国、ホテルの部屋にたどり着くまで一苦労



(承前)

クウェート入国。ビザ発行はイミグレの上の階で行われる。自分で3クウェートディナール(KD)の印紙を買い、一枚の書類に貼ってもらう。これは出国まで大事に保管しなければならない。

この空港からはバスで市内に出られるので、利用した。0.25KD。この国には1/2だけでなく1/4KDという紙幣があるのが面白い。さっそく使う。



市内のバスターミナルからは更にタクシーでホテルに向かった。この街にも安宿が無いので、少し離れた場所にある安めのホテルにAGODAで事前に予約したから。

ところがこのバングラデシュ人の運転手、2年もやっている(本人談)のに道がわからない。携帯で上司に場所を確認する始末。
おまけに… 字が読めないのだ。それ以外考えられない。なぜなら、さんざん振り回したあげく、全く違う名前のかかれたホテルの前で、さあ着いた、とか、歯医者の入っているビルの前で、さあ着いた、だと?
ふざけんじゃねえ! 
でも何故か怒る気にはならなかった。まあこんな時は無理やりでもよいから楽しむしかないからなあ。助手席から僕も一緒に街行く人に場所を尋ねた。ゲームに参加している気分に近かった(笑)。



時間かけて何とか着くことはできたのだが、今度はホテルのほうで、部屋が無い、だと。
ふざけんじゃない。もう怒る気にもならず、レセプション前の椅子でとりあえず新聞を読み始め相手の出方を待つことにした。その間受付氏はなんと他のホテルに空き部屋の確認の電話を掛けまくっていた!(結局みつからず) 何やってんだか、まったく。

そうこうしているうちに、夜出る人がいたらしく部屋が空き、急いでルームメイキングをしている様子がわかった。受付氏は特に横柄な態度をとるわけでもなく、落ち着いた感じの人物で彼に責任は無いのだろうが、いくら連休で客が多いとはいえオーバーブッキングは無いだろう。

タクシーで着いてから45分くらいたちようやく部屋に通された。まあ一通りのものはそろっているが、宿泊代には釣り合わない部屋だ。ここはだめだな。

夕食をとっていなかったが、これから食べるところを探しまわる気にはなれなかったので、近くの食料品店で久しぶりにカップラーメンを買って食べた。

まあこんな日もある。




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