もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

フィレンツェ、ピサ、ルッカ

フィレンツェ、ピサ、ルッカ



ピサを単純往復するだけでは芸が無いと考え一緒に寄ることのできる近くの町を探した。フィレンツェを午前中に出れば、ピサ、ルッカとまわることができそうだ。

フィレンツェサンタ・マリア・ノヴェッラ駅を出た普通列車には大勢のアジア人観光客が乗り込み、それはもう驚きざんすよ。これみんなごっそり行くのかと思いきや、何とほとんどが途中駅で降りてしまった。後で調べたら、どうやらシエナの方へ行ったみたいだ。ピサまで行った観光客は少なかった。

しかーし、斜塔の周りには既に、それはもうびっくりするほどのアジア人で溢れていた。ほとんどが中国人と日本人であった。中国は春節、日本はバレンタイン(?休日ではないか、、、)かな。日本語と中国語が乱れ飛び、正直、「ここは何所?私は誰?」状態である。

斜塔の入場は1時間待ち。塔自体は特に感動するほどのものではない。周囲の柱の部分に出ることができるのなら話は別だが。。。内部の回り階段を使うため上っている最中は外を見ることはできない。ただ、屋上から眺めるピサの風景が妙に渋く眼に映り、帰りはバスではなく歩いて帰ることに決めた。ジェラートをなめながら。


鉄道でルッカへ。こちらもなかなか渋い町だ。高い壁に囲まれた旧市街は、適当にほっつき歩くには最高の町。薄暗い通りを早足で駆け抜けると街角毎に絵になる光景が現れる。有名な空中庭園もある。



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フィレンツェへ戻り、夕食後に夜の散歩。ドゥオーモの冷徹な美しさは夜も際立っている。




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