サン・マリノ
ヨーロッパ制覇(笑)には忘れがちな小国。以前BSトラベリックスで見て以来、機会があれば訪れてみたいと思っていた。夕陽に照らされた周囲ののどかな風景が印象的だったので、泊りがけにしようか迷った。結局ボローニャから日帰りとしたが、現地に行ってそれが正解と判った。
何故なら、季節は真冬、天候は、、、雪! 国境越えの手続きなど無く静かにバスは終点に到着となるが、ほぼ同時にちらつき始めたようで、それも山の上で風が強く、見渡す周囲のパノラマなど…
レストランなんかギリシャの観光地並みに、半数近くが冬季休業中で、そのあたりは閑散としている。街並みを楽しむ観光地としては、これでは寂しい。
気候の良い頃だったら観光客で賑わい、幸せな気持ちでそぞろ歩くのだろうなと想像しながら、雪で滑りやすくなった足下を気にしながら坂道を歩くのも面倒になり、眺めの良い(といっても外は雪)レストランに入り13ユーロのMENUをたのむ。ウェイトレスの姉ちゃんが ラフ カジュアルな雰囲気であまり期待していなかったが… プリモの自家製パスタ盛り合わせは悪くなかった。セコンドのポークチョップはシンプルながら必要十分な味付。アップルタルトが来たので、エスプレッソをたのみ、帰りのバスの時間までまったりする。
それだけです。少なくとも雪が降っていなければ、もう少しまともな印象が残ったでしょう。良いところのはずだが、真冬は失敗だったかもしれない…
サンマリノには武器屋が多いのだが、何故か日本刀を扱っている店もあったりする。