10/10 ホーローグ
町から少し離れた植物園に同宿の3人(ショーコさん、ヨンさん、僕)で行く。
途中警備の兵隊が多くいたのも遊説に来た大統領の警護関係なのだろう。緊張感は無く、そのうちにやって来た輸送車に乗り込み帰っていった。
園は山の中腹にあり下界を見下ろすことができる。眺めの良い岩の上にしばらく座っていた。風が下の方から吹き上げてくるので時折体がふわっと浮くような感じになり、鳥のような気分に一瞬だけなることができた。
なお植物園自体は広いものの大したことはない。葉が5つではなく9つに分かれたもみじのような木が紅葉していた。
昼に町へ戻ると、何と今日はバザールは半日で店終いとのことだ。周囲の食堂も同じく店終い。
食べるところが見つからず結局昨日と同じ公園内のカフェへ。
公園のステージは林の中につくられた即席の物で、午前中ここに大統領が話しに来たそうです。その後はおそらくタジキスタンの歌手が次から次へと現れるショータイムとなったようだ。甘ったるいロシアンポップスっぽい歌もあれば、声量豊かな歌い手も多く、独特の旋律に聞き入ってしまうこともあった。1〜5人程度の踊り手が付いていることが多く、現代風なものから民族舞踊風のものまで、見ていて飽きない。立ちっぱなしながらも結局終わりまで観てしまった。