もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

ドゥシャンベ→ホジャンド

ドゥシャンベ→ホジャンド




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SZ1271 DYU-LBD

ドゥシャンベ国際空港。写真は国際線ターミナルだが、国内線はこの建物左手奥にある小さな平屋建て。ここからはホジャンドとホーローグ等2,3の地にしか飛んでいない。(そのホーローグへもヘリコプターが飛んでいるいう噂もある)

ソモン航空とは聞いたこと無い会社名。たった50分のフライト。





このルートは最初陸路で行こうと考えていた。でも車で8時間、飽きるほど毎日毎日車で走ったタジクの悪路にまた揺られるのかと考えただけで気持ちが萎える。
ドゥシャンベの大通りを歩いていて、最初に目に入ったAVIACASSAにエアチケットの値段だけ聞いてみたところ、気がついたら既にチケットを買っていた。320ソムニ。うん、所要時間が各々8時間と50分、金額の違いは約3000円。陸路に特別なこだわりがなければ、エアでいいでしょう。





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ホテル レニナバード
 
シルダリヤの畔にあり旧市名を冠するこのホテルは、期待を裏切らない旧ソ連スタイルの亡霊のようなホテル。
部屋も広く調度品も一通り揃っているのだが、全てが古い。古びている。そしてどこもかしこも薄暗い。10階建て位の建物なのに、客室はそのうちの2フロア分しか使用しておらず、階段で昇り降りしなければならない。ELVが動かないからだろうか。もしくは動かさないためか。
何だか静かな崩壊過程を目撃しているような気分だ。

到着した時は1階で結婚式のパーティーが行われていた。まだ格式は残っているようだ。5分くらい入口のところから覗いてから階段を上がった。幸せな雰囲気に触れることができて少しだけ心が温まった。と同時に、その感情を分かち合う相手の無い一人旅の寂しさも感じた。
ジェジュールナヤ(当直?のおばちゃん)が各階にいて鍵の管理をしており、シャンプーだの髭剃りだのインスタントラーメンだの売っていますよと親切にも教えてくれた。何かひとつでも、と最初思ったが結局やめた。

ああ、古式ゆかしい。物好きなもので、こういうホテルを好んで時々宿泊している。






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【移動】Dushanbe→Khudzhand
・Somon Air SZ1271 320TJS or 65USD

【宿泊】Khudzhand
Hotel Leninabad 90TJS