もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

カイロ→ハルツーム

カイロ→ハルツーム



3T 113 CAI-KHR

エジプトからスーダンへ行く場合大抵の人はルクソールを経由してアスワンからフェリーで入国するだろう。でもかつての旅でアスワンまで訪れた身としては同じルートを再びたどりたくない。当時のウザい客引きや切符取りの面倒さが頭をよぎった。ということでフライトに決定。
ネットで検索するとエジプト航空の直行便は3万円以上と高値だ。経由便でもそれなりの値段。以前もここからインドに飛んだ時には、街中のエージェンシーで安いチケットを探し回った。なら、今回も探してみる。
最初タハリール広場近くのトラベルエージェンシーにてカイローハルツーム間をスーダン航空で片道1050EGPのチケットを見つけたのだが、発券の際にエジプト人でないと片道は売れないと言われた。腑に落ちないが仕方がないので別のエージェンシーへ行くとタルコエアというスーダンの会社が1100EGPであるという。最終的に「税を含めて1200EGP」ということで購入。ただし夜中発だ。

エージェンシーで渡された用紙には 1:00AM発 3:30AM着 とあった。
(※実際は現地時間で0:30発4:00着だった。)

機内は何となくどこかのお古っぽい雰囲気が感じられる。かといって明らかに古かったりボロかったりするわけでもないのだけれど。ただし食事を運ぶカートには「中国南方航空」の6文字がしっかり確認できたが…(笑)。
夜中発なおかつ短時間の飛行なので、機内食は出されても軽食程度だろうと踏んでいたが、結構なボリュームのものが出された。期待以上のものに思わず嬉しい気分になったが、味は見た目の印象通り…。スーダンだからね。缶ジュース1本とミネラルウォーターが同時に来る。食後の「ティーorコーヒー?」も忘れずにやって来る。
飛行時間は実質的に2時間半なので、室内の照明が点いたり消えたり、結構慌ただしい。特にサービスが良いとか悪いとかいう感想を持つ前に、気がつくと着陸態勢に入っていた。

入国は特に問題なかったが、荷物が出てくるのが着陸の1時間後だった。
外はまだ真っ暗なので明るくなるまで空港で時間をつぶすことにした。とりあえず小額のUSDと余ったエジポンを両替し(1USD=5.94SDG、レートは街中の方が良い)、簡単なカフェテリアでコーヒーをたのむ。さらに半ばうとうとしながらベンチに座っていると動くのが面倒になり、結局朝8時まで空港にいた。
建物から出たところで待っているタクシーで街中まで。その時間はまだ日中、昼下がりほど暑くはない。


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