もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

カンパラ

カンパラ

 

 

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何処へ行っても人だらけのカンパラの街中 人が多いとそれだけで気分が高揚するのが不思議

 

 

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うひょ〜 カンパラの中心にある壮大かつ混沌としたミニバス乗場。
この光景を目の前にして思わずため息をついてしまったが、何のためのため息かは今もってわからない…
ここにあるのは100%が日本の中古車だ。日本の町中から消え去る膨大な数の商用車はアフリカにも集まる。そういえばジブチで日本製4WDの中古車、部品取り車体を多数見かけた。「謎の国家w」ソマリランドを走るミニバスは日本の中古車だった。彼等が言うにはドバイから購入したらしい。
ということはドバイ等も経由して大量の4WD、ミニバンやマイクロバスがアフリカ各地に流れ込み、第2の人生を送りその生涯を終えるということなのだろう。
日本の中古車の多くが東南アジア、ロシアを含め海外に輸出されていることをニュースとして接することは度々あるものの、実際に現地でどのように使われているかを目の当たりにして、それもはるばるアフリカ大陸の内地で、何だか感慨深い。「無事これ名馬」という言葉を思い出した。日本車の品質が世界中で賞賛されている所以だ。

(※ここ以降でもアフリカ各地で多くの日本製中古車にお世話になりました。)

 

 

街中では南スーダンの首都ジュバへ行くバスのチケットが数箇所で売られていた。立看の前で眺めているとよく勧誘された。

 -----ジュバか、そういえば…

実はこの旅を始めた頃は南スーダンでも比較的安全なジュバ辺りまでは行ってみようと考えていた。でも状況は悪化してしまい旅をするには危険すぎる。今となっては諦めるしかない。

 

 

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夜のカンパラ
街の中心部でも照明が少なく、はっきり言って暗い。なのに異常と思える程多数の人間が路上に繰り出す。昼間以上の人数かもしれない。ちょっと怖い。彼等は肌の色が黒いので、申し訳ないが尚更だ。道路の幅が広いのがせめてもの救いか。

 

車も人間も節操無く過剰な印象の街。