もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

バハダールでは何をするわけでもなく

バハダール




バハダールではとりあえずブルーナルフォールに行く事は決めていた。
ロンプラには1,2,3月は水量が少なく行く価値は無いとの記載があるが、ラリベラで一緒だったリー君は見てきたようで、1月の下旬まではダムを閉めないので水量は大丈夫だと教えてくれた。


ティス・アバイ行きのバスは、この日は1/7、休日のため本数が少ないという。10時にバスターミナルへ行き、出発したのは結局12時過ぎだった。料金は、普段は13ブルだが休日なので20ブルだという。他の客も特に不平を言わずに支払っていたのでそういうシステムなのだろう。不当にボラれていた訳ではないが、外国人料金と称するこの国のあらゆる分野にわたるアバウトな金額設定については、いまだによくわからない事ばかりだ。


非舗装の悪路に揺られ約1時間で到着。町外れの事務所でチケットを買い、いざ滝へ。

纏わり付く子供たちを適当にあしらいながら(結構しつこい)30分位歩くと眺めの良い場所に着く。ぱっと展望が開け身も心も一気に開放的な気分になった。

「うーん」と唸りながらゆっくりと背伸びをして、深呼吸。

その後滝壺近くまで。中に入って遊ぶ所までは行かなかったが、細かい水しぶきを全身に浴び爽快な気分にひたった。


還りも同じバス、同じ運転手と車掌だった。
ただしこのバス、が多い。宿に帰ってジーンズを脱いだところ、両足とも膝下を中心に10箇所以上食われていた。それも皆大きい。速攻でシャワーを浴び、ジーンズは洗濯!
黄色のボロいバスには注意!!



バハダールでは大抵の旅行者はタナ湖のツアーに出かけるのだが、一人ということもあり気分が乗らない。街中を歩いている時もスカイバスのオフィスにチケットを買いに来た時も、自称ガイドに話を持ちかけられたのだが返事はせず。

翌日は午前中早く街に出てガイドに引っかかるという手もあったのだが、結局、市場でぶらぶらした後、レストランの2階のテラス席で通りを行き交う人や車を見ながら昼食をとり、マンゴーパークで水面を眺めたりコーラをチビチビと飲みながら本を読んだりした。
何をするわけでもなく、それでほぼ1日が終わってしまった。

何となくヤル気が起きなかったのだからしようがない。でもそんな日は必ずあるものだ。


※この街の観光案内所はとても親切で対応が良かったです。




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