フィッシュ&チップスとパイ
手軽な食事といえば久々のフィッシュ&チップス。かつてロンドンとジブラルタルで食している。ロンドンは海外旅行で最初に降り立った場所であり、さらに最初の晩の夕食にフィッシュ&チップスをつまんだと記憶している。昔の話で当時の味は忘れてしまったが、今回南アフリカで食べるフィッシュ&チップスが美味しく感じるのは気のせいだろうか? さすが大英帝国、そのうえここは海が身近な国だ。白身のメルルーサ(Hake)がメインだが、鯖のような骨のある身の魚(Snoek)やイカリングなどから選べる店もある。ファストフード系の店でも味はそう悪くはないようだ。というかこれは手軽にささっと食べるべきものだろう。
どこの国でも長距離バスに乗るとたいてい食事休憩は深夜でも駐車場があるロードサイドの食堂なんぞに立ち寄ることが多い。でも南アフリカ共和国ではさすがにそれはないようで、休憩はガソリンスタンド付設のミニマーケットで各自食べ物を買うことになる。この国ではお店単体で深夜営業など不可能だろうし、ファストフード店がGSに併設されていても遅い時刻は閉店してしまう。そこで乗客が主に買う食べ物がパイ。ハンバーガーやホットドックより人気があるようだ。ミート、チーズ、スピナッチ、、、味はどこでもそこそこ美味しい。僕も飽きが来るまで何度か食べ続けた。
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