もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

ムアンシン近郊の村をサイクリング

ムアンシン近郊の村をサイクリング




土曜日なのにツーリストインフォも向かいのトレッキングエージェンシーも休みだ。ヤル気が無い。年間を通して一番暑いこの時期は彼等にとってはオフシーズンということなのだろう。確かに旅行者は少ないものの、いないわけではないのだが。
おかげで自転車をレンタルできる処を探し回らなければならなかった。

とりあえず中国国境へ向かう舗装道路を10km進み非舗装の脇道へ入る。ここからが少数民族の小さな村が始まるのだが、石がゴロゴロいきなりの悪路にレンタルのママチャリは悲鳴をあげる。この辺りの人々が子供や女性までそろってモーターバイクに乗る理由がわかった。必要に迫られてということか。自転車に乗っているのなんて小学生くらいだ。
足の筋肉がぱんぱんにはってしまい、1時間おきに休憩。

どの村にもひと気はなく、ひっそりとしている。それが物足りないといえば物足りない。集落には住宅はあるもののそれを外から眺めるだけでは生活感が感じにくい。それだけ簡素な生活形態なのだろう。アジアの田舎でよく見掛けるような、建物周りやら路地やらに滲み出る生活の欠片を感じ取るまでにはいかなかった。
時間が悪かったのかな。集落の中にまで分け入り人々の生活を感じたければ、ガイドを雇うべきなのだろう。

最終的には4~5時間のコースとなり、体力の落ちている長期旅行者にとってはちょうどよい運動?だった。


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帰りは道を間違え途中で往きに通った道路に戻ってしまった。でもまあいいか。それより疲れた。コカコーラをぐっと一息に…といきたいところだが、この町には250mlの細い缶か2リットルのPETボトルしか売っていない。何故だ?(ペプシならあるので問題は無いがちょっと気になった)

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おいお前らその330mlの缶コーラをどこで手に入れたんだ? それは子供の飲み物じゃあないんだよ、こちらによこし…