もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

ラオス出国/中国入国(1)

ムアンシン→ルアンナムター→ボーテン/磨憨→勐腊→洪景→昆明



さ、一気に行ってしまおう。と気負って早起き。
でもバスターミナルから無意識に乗り込んだ勐腊(メンラー)行きのバスは昨日自転車で通った中国国境方向の道路を走り始めた。まずい、このまま行っても外国人不可の国境で追い返されるだけだ。町から5kmくらい走ったところで客乗せのためバスが止まったときに運転手に確かめた。
仕方ない、降りるしかない。チケット代は何故か払っていなかったので金額的な損害は無い。それよりも、ヒッチしても車が停まってくれないこの道をバックパック背負って最悪5kmも歩かなければならないのか? 
とりあえず1kmくらい歩いて集落につき住民と話をしているとトラクターが通りかかった。尋ねればムアンシンまで乗せて行ってくれるという。喜び荷台に飛び乗り出発。自転車と変わらない速度にはこの際文句は言えまい。バスターミナル近くで降ろしてもらい小額だがお金を渡した。

ルアンナムターへはこの日2本目の9時発のバスに待つことなく乗ることができたのは運が良かった。久し振りのルアンナムター、といってもバスターミナルから出ることは無くボーテン行きのバスを待つ。

2時間後の午後1時発ということだったが、その前に中国に行くドライバーがついでに客を乗せていきたいと現れたので、正規のバス料金より少々高額だったが話に乗ることにした。車は新しくて客は一人だから居心地が良いし、冷房が効いているし、静かで乗り心地も良い。今は時間が問題だ。できるだけ早い時間に洪景まで行っておきたかった。

1時間半で国境に到着。ドライバーと別れて出国手続き。出入国ともに問題なし。荷物の検査も無し。中国側でマネチェンのおばちゃんと交渉してレートを多少吊り上げ両替を済ます。

(続く)



【教訓】
・ぼうっとしたままバスに乗ってはいけない
ラオスから中国雲南に抜ける道はルアンナムター〜ボーテン/磨憨だけ