もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

5/5 地坪の風雨橋

肇興⇔地坪(でぃいぴん)


今日は日帰りで近郊の地坪に風雨橋を見に行く。
地坪へは三江行きのバスに乗り途中下車をすることになる。前日観光案内所で朝7時半発と教えてもらったのだが、バスが来たのは8時だった。このバスは黎平から肇興を経由して三江まで行く路線なので、肇興到着が多少遅れる模様。ちなみにこの町にはバスターミナルなるものは無い。町の入口で発着する。時刻表も黎平行きの便の貼紙くらいしか見当たらないので、それ以外は誰かに尋ねなければわからない。観光案内所で聞き出すのが手っ取り早いが英語は喋れない。中国語を話せなくても日本人だったら筆談で何とかはなるでしょう。

山道を2時間かけて地坪へ。料金は25元。町を少し歩きたかったので、車掌に声をかけ町中でおろしてもらう。風雨橋への入口は川を渡る橋のすぐ手前にあり、看板も掲げてあるのでわかりやすい。見学前に入口横の食堂でとりあえずの朝食。いつもの河粉、ここはちょっと辛めかな。


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この風雨橋は、元の古い橋はかつての洪水により流されてしまい、その後再建された新しいものだ。
本体の規模は大きく造りは立派だが、よく見ると前後非対称の微妙なプロポーション


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川向こうの集落もさっと歩きまわる




帰りは11時半発の肇興経由黎平行き。乗場は橋を渡ったすぐ先の広場。
ところがこのバス、フロントグラスに肇興と記されているのに肇興へは寄らない。正確に言えば、肇興へは車で10分くらい手前の分岐点で乗り換えなければならないのだ。出発前に運転手が何か話しかけてきたのはきっとこのことだったのだろう。

仕方がないので教えてもらったとおり下車し次のバスを待つ。商店があったので何か飲み物でも、と思い店に入りかけたちょうどその時に肇興行きのバスがやってきたのであわてて飛び乗る。
ステップをあがり眼を合わせた運転手は、何と2日前に黎平の汽車站で親切にも茅貢行きのミニバス乗場まで僕を連れて行ってくれた人だった。彼も瞬時に判ったらしく、お互いにニンマリ。


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【移動】肇興⇔地坪<中型バス> 25元 2時間 ×2(往復)
【宿泊】肇洞旅館<肇興> 双人房一泊80元 トイレ・シャワー付き