もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

久しぶりの成田 / エアインディア

久しぶりの成田・エアインディア

 

 

羽田空港の就航本数が増えアジア近辺なら成田まで行く必要もないだろうと思っていたが、今回は成田から飛ぶことになった。乗継便で行くよりも直行便それもエアインディアのチケットが安かったのだ。特別サービスが悪いとか人気が無いわけでもないと思うのだが…。昔は遅延が多かったり等信頼性に欠けるせいでチケットが安かったと記憶しているが、今でもそうなのだろうか。

出発は第2ターミナル。以前から第2を使うことが多かったが、いつ来ても冴えない空港ターミナルだと思う。日本を代表する空港、それも比較的近年に作られたターミナルなのに出発前の気分を高揚させる意匠がない。ホールの天井は高いがこれでは単なる箱の範疇を越えるものではない。古い第1ターミナルのほうが良い。

 

デリー乗り継ぎでレーまで行く。

 

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エアインディア 成田ーインディラガンディー国際

Air India AI307  NRT-DEL

 

 

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機体はB-787-8でまだ新しい。席に着き驚いたのは、窓にシェードが無く遮光を外側のガラスに貼られた青いフィルム~エレクトロクロミズムを使った電子カーテン(wiki)~で行うことだった。窓下のボタンで調節ができる。これはおもしろいと離陸前に遊んでいたのだが、何と飛行中は遮光で固定されてしまった。離着陸時と食事時のみ調整可能でそれ以外の時間は変化させることができない。外が明るいので少しは光を入れたかったが、ずっと水族館みたいで妙な感覚のままデリーまで行ってしまった。これは787に採用された新システムのようだが、同機種に初めて乗ったということになる。

 

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食事は2回 さっそくのインドカリー

 

機内食は大抵出発地で調理したり調達するせいか、外国の航空会社の外国料理といっても日本発の便では我々日本人にとってハズレなものはまず無い。もちろん各々のお国柄は出るのだがヒドイものは無く、口にするまでわからないといったギャンブル感はない(笑)。

 

 

 

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 今回の乗り継ぎは13時間ある。初日から苦行はしたくなかったので、到着エリアにあるラウンジ Plaza Premium Lounge(International Arrivals, Terminal 3)内にある個室の仮眠スペース(Resting Area Package)に予約を入れていたので楽だと思っていたが…

1)同じ航空会社なので預け入れ荷物はそのまま運んでくれると思ったが、乗り継ぎ時間中に日付が変わるので、入国してピックアップするように言われた。ラウンジの入室は夜十時に指定していたので(料金は時間制)、先に訪れ大きな荷物だけ預かってもらった。

2)軽い荷物だけになったので自由に動けると喜んだのも束の間、この空港は先進国の空港と違って各エリア間を自由に移動することはできない。つまり到着エリアから外に出たら、到着エリアに戻ることができないのだ。出入口には銃を持った兵士が警備している。ラウンジの職員も仕方ないんだよ、って顔をしていた。みんな同じ質問をするんだろうな。結局軽めの食事処やカフェ、バー程度しかない到着エリアで4時間つぶさなければならなかった。

なお、スペースは完全に個室となり非常に清潔でトイレ・シャワーもホテル並み、休憩所としては文句ないのだが、窓が無いのはいいとして、空調の調整は不可で少し寒く常に風の音がしている。あくまでも休憩処であってホテルではないので、文句を言うほどのことではないだろう。WiFiは普通に早いです。