ラダックフェスティバル
昨日20日からラダックフェスティバルなるものがレーで1週間にわたり開催されている。そのうち旅行者が興味のあるものといえば初日のパレードと唄と踊り、二日目のチャムだろう。他には写真やタンカの展示、ラダック料理教室等がある。日本ではちょうどシルバーウィークなるものの時期のようで(いつからこの名前使われ始めた?)結構多くの日本人旅行者の姿を見かけた。そのうち何人かの人とは話をする機会もありこんなに早く日本語の会話ができるとは正直思わなかった。そのままひょいと日本を持ち込まれたような気がして妙に新鮮である。長期旅行者と話をしてもそうはいかない。いや、人に因るのかな。
唄と踊りもチャムも観光客相手のショーであり、このような催しは今まで各地でみてきたとおり、やはり彼らの日常に根差した空間で行われてこそ本来の意味合いがあり、美しさや艶やかさ、厳しさ、凄み等を感じとることができるというのが僕の正直な感想だ。でも一方、それは滅多にお目にかかることはできないものなのだから、こういう場であっても敬意を持ち彼らの伝統に接することは、それはそれで意味あることなのだと思うようにしている。