もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。

ラホール→ラワールピンディ→ギルギット

ラホールから一気に移動

 

 

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マネージャのサジャット氏と話をしていたら出発が遅くなってしまった。なんだかもう一泊してもよい気になっているのだが、きりが無い。

ラワールピンディへは FISAL MOVERS社のバスを利用、先日ハラッパから帰ってくる時に良い印象だったのでもう一度利用することにした。モーターウェイNo.2を突っ走って4時間半で着いてしまう。昔のピンディ~ラホール間の移動はフライングコーチ利用でGTロード経由だったので大分印象が違う。今回は沿道の町を経由すること等なく何も無いパンジャブの平原を走っていくので車窓は味気ない。新しく建設された自動車専用道路を走る際の宿命だろう。

 

ピールワダイのバススタンドでNATCOのオフィスを見つけ出し、ギルギット行きのチケットを購入。どの種類を選ぶのか尋ねられ2時間も待たない午後6時発のA/Cカーを選んだ(ちなみにフンザまで行く)。多分1番高くて良い車両だろう。長丁場となるだろうからここは良い奴で行こう。同じような時刻に車種の違う便が続けて出発するようだが、その理由は後ほど知ることになる。

荷物は屋根に載せ、6時半発。車は日本の日野自動車製(本当?こちらではマークだけということもある)。さて明日何時に着くのだろうか…等と考えながらうとうとするものの、眠るまでには至らない。何故なら道路の舗装が悪いからひどく揺れるのだ。頭を背もたれに寄せようとすると揺れるたびに強く打ち付けられることになる。さすがは、噂通りだ。途中8時半、11時半頃に食堂で休憩。まだお腹の調子が気になるのでコーラを飲むだけにとどめた。11時半の休憩は他に留まっているバスも含めてなかなか出発しないので、一緒に話をしていたパキスタン人に尋ねると、出発は2時だという。

 

  -----あと1時間半もここに?何故?
  -----セキュリティーのためだよ。
  -----あー、一緒に出発してグループを作って走るってこと?
  -----そういうこと。

 

これは到着までかなりの時間が掛かることになりそうだ。

 

午前2時前後に停まっていた5台のバスは続けて出発した。

その後朝まで2回ほど休憩があったが席で寝ていた。これは眠れそうも無いと最初は思ったが、さすがに休憩停車中は揺れないのでその時間も含めて少しは眠ることができた。6時半頃の休憩終了のクラクションで眼が覚める。外はもう明るくなっていたのでその後しばらく続く素晴らしい渓谷美を楽しんだ。やっぱり時々眠くなったが激しい揺れの度に目が覚めることになる。鬼!

途中トラックが横転してばら撒かれた積荷の整理のため30分ほどストップした。その時点で午後1時半、19時間経っているのだがiphoneに入れているmaps.meの地図を見るとギルギットまではまだまだあり、げんなりする。とてもではないが明るいうちには着かないだろう。24時間は覚悟しなければならないかも。何しろ道が悪く本当にスムーズに進まないのだ。その分景色は非常に良いのだが、写真を撮ろうにも揺れが激しく大部分がブレてしまって途中でもうあきらめたほどだ。

ただ午後5時前くらいから路面の状態が急に良くなり運転がスムーズになる。多少波打っているように感じたが、ここまでが国境から中国が近年整備した範囲なのだろうと一人で相槌を打つ。

 

バスのスピードは速くなり、めっきり暗くなった午後6時過ぎにギルギット外れのジェネラルバススタンドに到着。結局本当に24時間だった。スズキをみつけて町中まで乗る。車を降りてさて町は、というと妙に寂しい雰囲気。暗くて不思議な感覚だが、すぐに停電中だということがわかった。歩いていると若者がやってきて色々親切に教えてくれた。でもそれみんな今までに多くの親切なパキスタン人が言ってることと同じなんだけどね。パキスタン人が親切なのはもう嫌と言うほど分かっているつもりだ。それに、ね、君の言うとおり、僕は24時間もバスに酷く揺られて疲れきっているのだよ、癖の有る英語を理解しようとするエネルギーすら使いたくないくらいだ。一刻も早く宿を見つけて寝場所を確保したいんだよ。さっきまで乗っていた夜行バスも酷かったし、ラホールバックパッカーズも騒音がうるさかったり暑かったり、もう今晩は静かな環境でぐっすり眠りたいのだ。本当に久し振りの機会なのだ。それに、お腹の調子はもう大丈夫そうだから、久しぶりにまともに夕食をとるぞ。通りには肉を焼いている店が多いから、後でこの中の一軒に入ることにしよう。え、何?ごめん若者、聞いてなかった。もう一度言ってくれる…

 

 

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このバスは最終的にはフンザのアーリアバードまで行く

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