バクハーのサンデーマーケット Bac Ha Market on Sunday
バスでやってくる団体客は10時、早くても9時半頃から集まり始めるだろうとよみ、それまでに大方見回ってしまうつもりで8時前に宿を出る。朝霧が薄く掛かっていて、いかにも東南アジアの山間いの日曜市場という感じだ。
だんだん人が集まってきた。前日に感じた地味な雰囲気とは打って変わっての華やかさ。うひょー、きれい、きれい、すばらしい。
目を奪われること暫しの間。ただ何となく、この色は最近の流行なのかなあとも思った。少なくとも蛍光色っぽい鮮やかさは昔からのものではないだろう。もちろん心を打つ艶やかさには違いはない。
バクハーに来て良かった。ハジャンに行き損ねた悔しさなど既に忘れかけている。思えばそのような定めになっていたのだろう。恐らく、十年早いわ、バクハーを見てからにしろ!とでも旅の神さまが決めたに違いありません。