もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

カンボジア入国~プノンペン

(承前)

 

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再び船に乗り込み5分も経たないうちにカンボジア側のイミグレに到着。説明員は確か15分くらい掛かると言ったはずだが、優に1時間は掛かった。これだけ人数がいればいたしかたないだろう。ただ敷地は広くて木陰でゆっくりと休むことができた。完全にツーリスト向けの緊張感など皆無なボーダー。

出発は10:50頃。その後は高々と水飛沫をあげながら高速でひたすら走り続ける。窓に水が掛かりっ放しで外の風景を楽しむことができない。プノンペン到着は14:30頃だった。約7時間? 両イミグレでずいぶんと時間がかかったなあという感想。ほとんど満席だった乗客の多さのせいだろう。

 

* 

上陸後まずは宿探しなのだが、高名な安宿キャピトルはちょっと遠いのでそれより手前の宿に決めようと初め考えていたものの、歩いているうちに何だか気分が高揚してきて気が付いたら大分街中まで来てしまった。ずいぶんと白人の旅行者が多い印象。

それならということで結局30分かけてキャピトルGHまで歩いて来てしまった。暑い中重いバックパック背負ってよく来れたものだ。シングルルームは窓がごみ置場すぐ脇の部屋しかないということなので1ドル高いけどダブルルームを選ぶ。疲れたのでまずはコーラを1本。何はともあれコーラが無ければ始まらないコーラ中毒者。

すぐ前に市場があるのでまずは探索。食料品から衣料品、工具、電化製品まで日常生活に必要なものすべてがここで手に入る。あまりに巨大で短時間で見回ることなどできない。しばらくの間うろついた後、街へ出て中心のカバードマーケットまで歩く。近くでスラエム行きのバスを確認。ちょっと時間がかかったがバス会社を探し出す。1日2本あるということは乗客が増えたということなのだろうか。出発前日に再度確認して切符を購入することにしよう。この後はプレアヴィヒア寺院に行く予定である。

プノンペンもオートバイが多いが、さすがにベトナム程ではないようだ。隙間を争って人より先にお構いなしに割り込んでくるなんてことはない。カンボジアが穏やかということではなくベトナムが酷かったということなのだなあと今更ながらに思う。

 

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