バルセローナ
バスの中に外気温の表示計がある。アンドラ・ラ・ヴェリャを出発した時は-1℃だった。山道を下り国境あたりでは0℃か1℃あたり。スペインに入りさらに高度が下がっていくにつれ、3℃、5℃、10℃と気温が上がっていくのが見ていておもしろかった。バルセロナでは何と14℃に上がっていた。
久しぶりに天候が良いのは嬉しいけど、所詮、移動日だからねえ。(実は翌日から再び雨、雨、、、)
スペインに入国したあたりからは、バスはほぼノンストップ。
パスポートもノーチェック、前日にチケットを買うときにしか使わなかった。
このところ訪問国数は確かに増えているのだが、国境はほんとスルーだし、通貨も変わらないし、バスや鉄道の居心地も良い。旅をしているという実感に多少乏しい日々が続いていた。
が、どうやらバルセロナに来て久しぶりにエキサイトしてきたみたいだ。
街並みが明らかに違う。建物を眺めながら歩いているだけで気分が高揚してくる。街行く人々が楽しそうにみえる。いたるところにバルやカフェがあり、いつでも誰かが何かを食べている(笑、これは重要だ!)。
そして、モデルニスモの建築たち。