もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

ビエンチャンで足止め

ビエンチャンで足止め
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ラオス手前で足が止まったと思ったら、入国してもまた足が止まってしまった。
今回は、ラオスの正月、ピーマイラオ。水掛け祭りである。4/14〜16の3日間はどこもお休み。バス会社にも電話が通じない。宿のフロントによれば、長距離バスはこの期間時刻表通りに運行していないようで、当日に郊外のバスターミナルまで行ってみないと状況は定かではないという。
それなら一休みするしかないな。


タイのソンクランほど狂ってはいないが、ここビエンチャンの若者も水をかけ合う。
街中では何故か一定距離毎の軒先に大きなスピーカーセットが置かれ、3が日は大音量でポップミュージックを流している。ご近所同士で集まりその前で飲んだり食べたり踊ったり楽しく過ごし、時には道行く人にちゃちゃっと水を掛けたりする。
これが大通り沿いになると規模はデカくなり、道行く車にホースやポンプのような水鉄砲で放水するのだ。特にバイクやオープンになっているトゥクトゥク、ピックアップは格好の標的だ。ところがピックアップの荷台には予め水かけセット一式を積んだ若者たちが乗り込んでいたりする。道端の放水に応戦するのである。そんな車が一日中街中を走り水をかけ合い続けている。
スピーカーからはノリの良い、でもみんな同じような音楽(タイで流行りのダンスミュージック)が流れ、びっしょりにぬれた若者が踊っている。獲物が来るとホースを手に取り放水を始める。そこまでして何が楽しいのか今ひとつわからないが、まあそういうものなのだろう。今が一番暑い時期だから何か発散したくなるのだろうか?
歩いているともちろんとばっちりを受けることになる。相手が外国人とわかると幾分遠慮がちに手加減するのが少しおかしかった。陽が出れば外はかなり暑いので、多少水にぬれる位であれば気持ち良く思えるほどだった。


そんな中を歩き続けてもまあ気疲れするだけなので、寺院に入る。
ここも老若男女、大勢の人で賑わっているが、水をかける相手は人間ではなく仏様だ。こちらが本家本元。
出店や屋台が建ち並び、アジアのお祭りはどこでもこんななんだなあと改めて思う。そういえば日本でもお地蔵さんに水をかけるよね。こちらは皆金ピカだけど…。



宿のすぐ近くで毎日鳴っているものだから、メロディーが頭から離れなくなってしまった。気になるのでYouTubeで調べる。ラオスではなくタイで昨年かなりヒットした曲らしい。
それ以外でも、タイのDJによるNewYearMixのトラックが頻繁にかかっている。これも調べたよ。結局若者はタイのクラブミュージックが好きなようだ。しかし、この合いの手のような音が裏打ちのリズムに載っているのは何と言うか…


インリー・シーチュムポン公式MV後で踊っている人たちの動きに眼を奪われないように!

“ภูมิแพ้กรุงเทพ / Poom Pae Krungthep (Allergic to Bangkok)” by Pang Nakarin ft. Takkatan CholadaMV主演の2人はこの曲の歌手ではないが、女の子はとてもかわいい!


例えば↓