もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

カントーで水上マーケットに行く

 

 

ミトーからカントーへの移動はぼったくりバスではないか? この区間の直通バスは何故かかなり早朝の1本しかないのだ。それ以外の時間は、街中からはバイタクで街外れの国道まで行き、そこでサイゴン方面からやってくるミニバスに途中乗車するしかない。ところがどのバスにたずねても20万ドン(約1050円)だという。サイゴン~ミトーの中型バスが3時間で3万ドン、それと比べたらあんまりな金額だが、3台続けてそう言われたので最後にあきらめた。どうやら始発から終点まで通しで18.2万ドン(ミトー~カントーなんてその1/3くらいの距離しかない)、その全額を丸めて払わされたのか、もしくは外国人だからボられたのか。そもそもそういうシステムなのか。みな口を揃えて同じ金額ということは、とにかくそういう習慣になっているのだろう。釈然としない。

これまでのベトナム旅行中この種のことが多かれ少なかれ定期的に起きてきた。塵も積もれば山となるのだ。もうたくさんだという気持ちが半分、出国間際だから何とか我慢して済まそうという気分が半分。エチオピア以来久々にこのような感情に陥る。気分が悪い。

 

カントーで宿を決めたが、何をしたいわけでもなく部屋でベットに寝転ぶ。ネットで資料収集を少しの間だけした。その後街へ出ようと1階に降りたところボートツアーの勧誘のオバちゃんが待っていた。多分フロントから外国人が来たと連絡が行ったのだろう。手回しの早さに感心する。でもまあカイランの水上マーケットへの足を探すつもりではいたので丁度良かったともいえる。話をしていろいろ聞きだし金額交渉をしてその場で決めた。食事とか何とか色々なオプションを尽く排して一番シンプルなプランで安く値切った。お互いへへへと笑って交渉成立。

 

 

宿の出発は朝6時にした。ツアーボートが押し寄せる前に動くのだ。個人客を乗せた早起きなボートがちらほら。まだ少し薄暗く感じる。

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すでに商いは始まっている。

一度水上マーケットを通り過ぎ、その先の細い運河に入って行く。

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時々人の生活が垣間見られるが、静かでひっそりとしたところだった。途中でUターンして引き返し再び水上マーケットへ。ようやく明るくなってきた。

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3時間でカントーに戻る。上陸後、川沿いにある市場へ行く。ぼくはどうやら、食べ物でも日用品でも無造作に溢れかえっているところに惹きよせられるようだ。そこに人がいれば尚のこと、磁場のようなものを感じ取る。

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遅い朝食にフォー。今日も飽きずにもやしと草をたくさん載せる。冷たいお茶もおいしい。

f:id:pelmeni:20160617155131j:plainいただきます!