もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

カノープスを探す

*部屋の前のルーフテラスの正面には南の夜空が拡がっている。月が明るいのでそれほど星はみえないが、オリオンは天頂に判った。そこでシリウスを確認し、カノープスを探す。低い角度はうっすらと雲があるようだけど大丈夫、黄色く光る星が見えた。近くにも…

64カ国目スリランカ入国 

(承前) コロンボのバンダーラナーヤカ国際空港は、ごく普通のコンパクトな国際空港という雰囲気。イミグレ通過後すぐの免税店が賑やかだ。小国なのに、何だかあか抜けた感じがする。入国時にビザらしきモノをパスポートに貼ってもらうが、またもや小さなシ…

ティルバナンタプラム→コロンボ 

ティルバナンタプラム国際空港だが旧表記トリバンドラムも空港内にはそのまま残っている。インド人にとってはどっちでもよいのだろう。 着いてちょっと驚く。国際線ターミナルは新しく近代的。インドの一地方空港といっても国際空港のせいか、やはり違いがあ…

インド一旦切り上げ

ネットでトリバンドラム→コロンボの航空券を手配して、一旦インドは切り上げることにした。当初はチェンナイ往復と考えていたのだが、スリランカを目の前にしたら気持ちが海を渡ってしまった。地図上ではこちらの方が動きが自然だ、というのは理由の無い旅の…

コーラムのボートツアー

コーラムに来ても公共バックウォーターをしようと考えていたのだが、フェリーボート乗場の前にあるDTPCのインフォメーションで話を聞いているうちに、カヌーツアーに行くことに決めた。ただしミニマムが2人なので、一人で参加しても他にいなければ中止になっ…

赤いケララ

ケララ州はコミュニストが政権を担っている州です。そして世界で最初に民主的な選挙によりコミュニストが選ばれたところです。以下ロンプラより抄訳。 ケララの民主主義と共産主義の融合政策は特筆すべき成果をあげている。土地を整備しインフラと健康と教育…

公共バックウォーター

といっても普通の公共交通のフェリーボートを使ってちょっとした移動をするだけです。1人でツーリスティックなツアーに入っても面白く無さそうだし。アラプーザからコータヤムまで、11時半発(9時半発もあり)、ボートは約2時間半の旅。特別な船ではなく庶民…

フォート・コーチン

ようやくケララ州。フォート・コーチン(〜マッタンチェリー)は期待を裏切らない。 喧騒のバンガロールから一転、緩い雰囲気にニンマリとなる。そのうえ過去の歴史の積重なりが残り香のように色濃く感じられ、これは魅力だ。生暖かい空気は海沿いのため湿気…

バンガロールとマイソール

プライベートバスにすっかり慣れきってしまい、夜行はVOLVOまたはスリーパーでないと…という人間にとってはハンピは意外と不便なところで、行き先が限られる。結局行くつもりのなかったバンガロールに出て1泊、ついでにマイソールへも訪れることにした。バン…

ハンピでミニバイク

一晩たって、やっぱり自転車ではなくミニバイクを借りた方がよかったと思い直し、レンタルすることにした。宿でとってもらったホスペット発のスリーパーバスの出発時間が夜の11時なので、暗くなるまで時間をつぶさなければならないし。チェックアウト後、午…

ハンピでサイクリング

どうやら二差路で道を間違えてしまったようだ。1kmぐらい進むと遺跡に幾つかお目にかかるはずなのに、まったくその気配が無い。おかしいと思いながら、まあこの先行けるところまで行ってしまおうという気になった。心配なのは、レンタルの自転車のペダルが結…

パナジで猫と戯れる

ポルトガルという言葉を聞いてサウダージを真っ先に連想しても、それを短絡といわないでほしい。僕の場合確かにポルトガルもブラジルも大好きな国だし、シュハスコ料理もガラナ・アンタルチカもボサノバのリズムもポルトガルの映画や建築も素朴な焼魚も好き…

緑のムンバイ

とりあえず街に出よう。真っ昼間からどの街角にも人があふれているのはインドらしい。いつものとおり、のんびりと周囲を見回しながら散策を始めた。ところがである。どんどん追い抜かれる。人々の歩く速度が早いのだ。そのうえ、止まるとか、避けるとか、譲…

ストロベリー・マックシェイク

前回のムンバイ滞在はたった8時間、それも駅周辺での時間つぶしとチケット予約しかしていないのだが、今でも忘れられない記憶である。 * * * ムンバイへは、アウランガーバードのユースホステルに泊まっていた日本人のうちの2人と一緒に夜行のスリーパー…