もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

パミール新疆中央アジア 2013

アルマトゥイは大きな町

アルマトゥイ ビシュケクのさくらゲストハウスで2週間以上同室だったカナダ人のウィルが大学で英語教師をしているアルマトゥイにやってきた。 「アルマティに比べればビシュケクは ”ヴィレッジ” だ」と事ある毎に彼がのたまっていたのが気になっていた。おか…

カザフスタン鉄道の旅 シムケント→アスタナ、 アスタナ→アルマアタ

カザフスタン鉄道の旅 シムケント→アスタナ、 アスタナ→アルマアタ ○12/4 シムケント→アスタナシムケントでアスタナ行きの列車に乗り込んだ。行程は24時間、実に久しぶりの旧ソ連タイプのコンパートメント(クーペ)での列車の旅である。 サモワールが嬉しい…

吹雪のアスタナ

吹雪のアスタナ シムケントでは特に何かをする訳でもなく、1日をヤサウイ廟観光のためのトルキスタン往復に費やし、その翌日アスタナ行きの列車に乗り込んだ。行程は24時間、久しぶりの長距離列車の旅である。 *完全に来る時期を間違えたとしかいいようがな…

ついにビシュケクを発つ/ビシュケクからタラズ経由でシムケントへ行く

ビシュケク→タラズ→シムケント ほぼ1ヶ月になるビシュケクの滞在をようやく終えた。怪我をしたりまあ長居をした割には、あまり大した事はしていない。結果的に長旅の小休止になったといったところだ。 さくらゲストハウスは思いのほか居心地が良かった。 既…

ひとときの出会い

ひとときの出会い 少し前に、宿にやってきたフランス人のパスカルと、ひょんなことから映画の話を始めた。 一緒に行った夕食、その帰り道、その後の宿の部屋で… 僕も大学生の頃は結構見まくったので、もう一人の日本人女性と3人、話が続く。 でも、それで十…

カラコル→ジェティオグズ→クズルスー→ビシュケク

カラコル→ジェティオグズ→クズルスー→ビシュケク 二日かけてあれほど歩いたのに、翌日足の裏にあまり痛みを感じないのは、踏みしめた雪がクッションとなっていたせいに違いない。いや、本当に。ミンスと午前中にジェティオグズに行くことにした。 その後、僕…

アルティンアラシャンへ

徒歩でアルティンアラシャンへ 寒々しいビーチに積もった雪を踏みしめただけに終わったチョルポンアタを一晩で発ち、カラコルにやってきた。町の広さの割には高い建物は見当たらない。遠くの山並みも美しく、僕はこの町ののんびりとした雰囲気がすぐに気に入…

雪が降っていた

雪が降っていた 前日の夜にそれまでの滞在の支払いを済ませ荷物の整理を終えたのに、朝起きてみると、雪。 細かい雪はどうやら止みそうにも無い。おまけに寒い。こちらは防寒着どころか手袋すら用意していないのだ。 やめた。 いつもながら意志薄弱。でも裏…

暇に任せて

暇に任せて しばらく動けなくて暇だったので、持って来た本のみならず宿にあった日本語の本やコミックも大方読みつくしてしまった。屋外は既に寒くずっと部屋の中、それもベッドの上に寝っ転がって、もう適当に色々なことを次々に考えていた。時間だけは死ぬ…

国立外科センター、ビシュケク

国立外科センター、ビシュケク この一週間、ビシュケクの国立外科センターという病院にお世話になっていました。実は暗い夜道で側溝にハマり、すねをパックリ割ってしまい病院行きとなってしまった訳です。宿のおばさんに夜間でも受付している病院を教えても…

吐魯番近郊一日旅游

吐魯番近郊一日旅游 吐魯番では吐魯番賓館に部屋をとる。正午過ぎに着きレセプションで受付をしている時に、一人の西洋人バックパッカーとすれ違った。彼はチェックアウト。特に言葉を交わすこともなく、よくあることだ。前の晩は夜行バスだったので、午後3…

庫車

庫車 車庫ではない。庫車と書いて、くぅちゃ と読む。 カシュガルからウルムチに至るルートには、和田経由でタクラマカン砂漠を移動する道と阿克蘇や庫車経由がある。今回は庫車、吐魯番に立ち寄ることにした。 カシュガルから乗った夜行寝台バスの席は一番…

カシュガル

喀什 午前中に国際バザールをうろついているとなんだか体がだるい。外に出るもやけに日差しが強く感じる。 まずいな、これは熱が出たな。 せっかく昼から郊外のサンデーマーケットに行こうとしていたのに。そのために日曜日にわざわざ日程を合わせたのに、も…

天池一日游

天池一日ツアーに参加する。 前日のうちに、人民公園南門脇にある旅行会社の事務所のようなところで申し込んでおいた。260元で全部込みという。往復バス代、昼食代、入場料が含まれるというが、久々の中国のため、まだ何か信用していない部分が心の片隅にあ…

人民公園でいろいろなひとを見る

烏魯木齋 ようこそ中華の世界へ!さて予想以上の都会さに驚いた僕は、何ていったらよいか、おのぼりさん気分で街を歩いています。 ただ一通り散歩をして、美味しい中華を食って、さてお次の町へってな感じになりそうです。 一番面白かったのが、人民公園の人…

フェルガナ→アンディジャン→国境→オシュ

さあさあ今日も移動日。 ウズベキスタン滞在はわずか2日、もう今日しか残されていない。こんな風にしてしまったのは我ながら間抜けと思うが、旅なんてその場にならなければ決められないことばかりだ。 朝ホテルをチェックアウトし、フェルガナの町を歩いてバ…

ホジャンド→国境→コーカン→フェルガナ

今日は移動日。国境を越えてウズベキスタンのフェルガナ盆地方面へ、行ける所まで行く。 長旅をしていると時々このような移動日ができるが、最終的な目的地は時計とにらめっこしながら決めていくことになる。ゲームをしているようで、結構ワクワクするものだ…

ドゥシャンベ→ホジャンド

ドゥシャンベ→ホジャンド SZ1271 DYU-LBDドゥシャンベ国際空港。写真は国際線ターミナルだが、国内線はこの建物左手奥にある小さな平屋建て。ここからはホジャンドとホーローグ等2,3の地にしか飛んでいない。(そのホーローグへもヘリコプターが飛んでいるい…

ドゥシャンベ散景

ドゥシャンベ散景

ドゥシャンベ

ドゥシャンベ 何が、というわけでもない小さめの首都。 あるものといえば、いつものソビエトチックな3点セット。幅の広い道路。巨大に育った街路樹。むやみに多い公園。 でもそれでいいじゃん。観光スポットがあるわけでもない街には別の楽しみもある。 夕方…

10/14 ホーローグ→ドゥシャンベ

10/14 ホーローグ→ドゥシャンベ バザール近くでランドクルーザーのシェアードタクシーを探し、一路ドゥシャンベへ。この道もなかなかの絶景だった。 アフガニスタン側の集落がよく見えた。車も通ることのできないような細い通路が、川へ急激に落ち込む崖の斜…

10/13 ワハン渓谷その2 →ホーローグ

(承前) ランガール。村かそれとも集落というべきか迷うような規模。ドライバーの知り合いの家で休憩、お昼をご馳走になる。典型的なパミール住居。段々とせり上がった天井の中央にトップライト。太い柱の外側に床高の上がったスペース。カーペットをめくる…

10/13 ワハン渓谷その1

10/13 ビビ・ファティマ→ワハン渓谷→ホーローグ ビビ・ファティマ温泉 流れの上に架けられた温泉は露天というわけではありません。ソビエト連邦時代に建てられた施設で、この地域にはサナトリウムが他にもありました。 近くの ヤムチュン・フォートレス 雄大…

10/12 アフガンバザールからビビ・ファティマへ

10/12 アフガンバザール→ビビ・ファティマ アフガンバザールへは同じ宿の親切な宿泊者の車に乗せてもらう。こういう時女性が多いと経験上得なことが多い。 朝9時過ぎに着いたところ、まだ少し早かったようで準備をしている人が多かった。昼近くに混雑は最高…

10/11 ホーローグからイシュカシムへ移動

10/11 ホーローグ→イシュカシム 前の晩に宿で会った日本人女性が一人加わりで計4人でイシュカシムへ。ホーローグのバザールの中、小さな橋を渡った少し先にシェアードタクシーの乗場がある。 10時半出発、3時間弱でイシュカシムに到着。 途中休憩場所で自然…

10/10 ホーローグで歌謡ショー

10/10 ホーローグ 町から少し離れた植物園に同宿の3人(ショーコさん、ヨンさん、僕)で行く。 途中警備の兵隊が多くいたのも遊説に来た大統領の警護関係なのだろう。緊張感は無く、そのうちにやって来た輸送車に乗り込み帰っていった。 園は山の中腹にあり…

10/9 ホーローグ

10/9 ホーローグ 町の中心は車を締め出し、着飾った人たちもちらほら見掛けたので、てっきり今日は祝日か何かと思っていたところ、明日大統領がこの町にやってくるということをツーリストインフォメーションセンターで教えてもらった。遠からぬうちに選挙が…

10/8 ムルガブ→ホーローグ パミールハイウェイ3

10/8 ムルガブ→ホーローグ 途中のブルンクルに寄るという考えも当初はあったのだが、足が見つからないのでホーローグまで行ってしまうことにした。まあ金さえ出せば何とでもなるのだが、そういう訳にも…いかない。朝8時に通り沿いのタクシースタンドに行って…

10/7 ムルガブで一休み

10/7 休養日 前日決めたとおり本日は何もしない。昨日到着した彼女は他のゲストハウスにいるスイス人カップル達と近所にトレッキングに行くつもりだが、と声を掛けてくれた。まーたー、ト・レ・ッ・キ・ン・グ、ですか?、、、 今はもうたくさんだ… という気…

10/6 ムルガブでトレッキング

10/6 トレッキング 同行のフランス人夫婦がトレッキングに行くべく、ドライバーと車のチャーター金額を交渉しているが中々まとまらない。タジキスタンはガソリン代が高いせいで車代がとても高くつくのだ。この地の生活水準からみて車代が突出して高くなり、…