もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

2012-01-01から1年間の記事一覧

チェンナイへ

ポンディからマーマッラプラムを経由してチェンナイに戻る。マーマッラプラムはインド人観光客であふれかえっていた。文字通りあふれかえっていて、これでは雰囲気が無いなあと感じるほどだった。みんな楽しそうなのはいいのだけれど、インド人は基本的に他…

プドゥチェリでクリスマスを過ごす

せっかくだから旧仏領のポンディまで来たのに、何だか雰囲気は無い。考えてみれば、たとえ過去の面影が残る区域があっても、ここの住民はほとんどがタミル人なのである。 おまけに週末と繋がっているためか、インド人旅行者も多い。オーロビンドアシュラムの…

インドマルチビザ リエントリについて

※現在リエントリ時の日数の縛りはなくなりました。 何の問題もなく再入国できます。これも既に懐かしい思い出になりました。 - - - - - またインドにやってまいりました。無事入国できホテルで一息ついているところです。問題になるマルチビザの60日以内のリ…

コロンボ→チェンナイ スリランカ航空

コロンボの空港内はセキュリティチェックが多く、その度に列ができる。 今日のフライトもスリランカ航空。 昼下がりの出発だったので昼食が出た。 ビリヤニは軽めの味付けがちょうど良かった。 そしてこのバニラ味のヨーグルト。スリランカではスーパーマー…

雨のコロンボと曇のニゴンボ

キャンディあたりからまとまった晴れ間を見ていない気がする。 二度目のキャンディ滞在中も曇りで少し雨にあたったし、コロンボに着いた日も夕食の帰りにはまとまった雨にあった。翌日はほとんど雨の中の散策だったし、翌朝も雨だったので、宿の延泊をあきら…

キャンディに戻る

この前にキャンディを出てから約二週間、そんな短い間では何も変わるはずもないと思っていたが、そうでもないようだ。宿の近くに新しい食堂ができていた。スーパーのレジのおねいさんが皆サンタクロースの服を着ていた(かわいい!)。 でもおおかた以前の記…

マナール

地図を見ていて、マナール島の先端に行って見たくなった。そこにはタライマナールという小さな町がある。かつて、インド行きのフェリーが発着していたが、内戦によりスリランカ北部一帯が情勢不安定となったため船の運行は不可能となった。現在は海軍が駐在…

ジャフナからA32号線

A32号線はマナールの手前でA14号線から別れ北上しジャフナを結ぶ道路だ。番号が付いているのでまともな国道と思い安心していたが、こいつが曲者。僕はジャフナからマナールまで南方向に下ったのだが、ジャフナ潟の新しい橋を渡り終えてからはもうずっと未舗…

ジャフナのスペシャル・ドーサ

他のスリランカとは違う雰囲気があるというジャフナには、ぜひ行ってみたかった。宿で自転車を借りた。一日サイクリングするにはちょうど良い町の大きさだった。 内戦の跡は幾分残っているものの、中心部は活気にあふれ、それとは対照的に緑の多い周囲の住宅…

シーギリヤで救急車?に乗る

といっても本物の救急車ではない。宿泊しているゲストハウスから2km離れた診療所まで僕を運んだトゥクトゥクがサイレンを鳴らしたのだ。ただしウウウ〜〜〜と勇ましく鳴り響くのは最初だけで、30秒後にはフェイドアウトしてしまう。おまけに交通量の無い田舎…

カノープスを探す

*部屋の前のルーフテラスの正面には南の夜空が拡がっている。月が明るいのでそれほど星はみえないが、オリオンは天頂に判った。そこでシリウスを確認し、カノープスを探す。低い角度はうっすらと雲があるようだけど大丈夫、黄色く光る星が見えた。近くにも…

64カ国目スリランカ入国 

(承前) コロンボのバンダーラナーヤカ国際空港は、ごく普通のコンパクトな国際空港という雰囲気。イミグレ通過後すぐの免税店が賑やかだ。小国なのに、何だかあか抜けた感じがする。入国時にビザらしきモノをパスポートに貼ってもらうが、またもや小さなシ…

ティルバナンタプラム→コロンボ 

ティルバナンタプラム国際空港だが旧表記トリバンドラムも空港内にはそのまま残っている。インド人にとってはどっちでもよいのだろう。 着いてちょっと驚く。国際線ターミナルは新しく近代的。インドの一地方空港といっても国際空港のせいか、やはり違いがあ…

インド一旦切り上げ

ネットでトリバンドラム→コロンボの航空券を手配して、一旦インドは切り上げることにした。当初はチェンナイ往復と考えていたのだが、スリランカを目の前にしたら気持ちが海を渡ってしまった。地図上ではこちらの方が動きが自然だ、というのは理由の無い旅の…

コーラムのボートツアー

コーラムに来ても公共バックウォーターをしようと考えていたのだが、フェリーボート乗場の前にあるDTPCのインフォメーションで話を聞いているうちに、カヌーツアーに行くことに決めた。ただしミニマムが2人なので、一人で参加しても他にいなければ中止になっ…

赤いケララ

ケララ州はコミュニストが政権を担っている州です。そして世界で最初に民主的な選挙によりコミュニストが選ばれたところです。以下ロンプラより抄訳。 ケララの民主主義と共産主義の融合政策は特筆すべき成果をあげている。土地を整備しインフラと健康と教育…

公共バックウォーター

といっても普通の公共交通のフェリーボートを使ってちょっとした移動をするだけです。1人でツーリスティックなツアーに入っても面白く無さそうだし。アラプーザからコータヤムまで、11時半発(9時半発もあり)、ボートは約2時間半の旅。特別な船ではなく庶民…

フォート・コーチン

ようやくケララ州。フォート・コーチン(〜マッタンチェリー)は期待を裏切らない。 喧騒のバンガロールから一転、緩い雰囲気にニンマリとなる。そのうえ過去の歴史の積重なりが残り香のように色濃く感じられ、これは魅力だ。生暖かい空気は海沿いのため湿気…

バンガロールとマイソール

プライベートバスにすっかり慣れきってしまい、夜行はVOLVOまたはスリーパーでないと…という人間にとってはハンピは意外と不便なところで、行き先が限られる。結局行くつもりのなかったバンガロールに出て1泊、ついでにマイソールへも訪れることにした。バン…

ハンピでミニバイク

一晩たって、やっぱり自転車ではなくミニバイクを借りた方がよかったと思い直し、レンタルすることにした。宿でとってもらったホスペット発のスリーパーバスの出発時間が夜の11時なので、暗くなるまで時間をつぶさなければならないし。チェックアウト後、午…

ハンピでサイクリング

どうやら二差路で道を間違えてしまったようだ。1kmぐらい進むと遺跡に幾つかお目にかかるはずなのに、まったくその気配が無い。おかしいと思いながら、まあこの先行けるところまで行ってしまおうという気になった。心配なのは、レンタルの自転車のペダルが結…

パナジで猫と戯れる

ポルトガルという言葉を聞いてサウダージを真っ先に連想しても、それを短絡といわないでほしい。僕の場合確かにポルトガルもブラジルも大好きな国だし、シュハスコ料理もガラナ・アンタルチカもボサノバのリズムもポルトガルの映画や建築も素朴な焼魚も好き…

緑のムンバイ

とりあえず街に出よう。真っ昼間からどの街角にも人があふれているのはインドらしい。いつものとおり、のんびりと周囲を見回しながら散策を始めた。ところがである。どんどん追い抜かれる。人々の歩く速度が早いのだ。そのうえ、止まるとか、避けるとか、譲…

ストロベリー・マックシェイク

前回のムンバイ滞在はたった8時間、それも駅周辺での時間つぶしとチケット予約しかしていないのだが、今でも忘れられない記憶である。 * * * ムンバイへは、アウランガーバードのユースホステルに泊まっていた日本人のうちの2人と一緒に夜行のスリーパー…

アフマダバード再訪

思いがけずアフマダバードも再訪となってしまった。 やはりというか、この町の度が過ぎた喧噪にははっきりいってイライラするだけである。ウダイプルからのバスは郊外止まりのためオートリキシャーで中心まで向かったが、夜なのに交通量がやたら多く、そのう…

ウダイプル

今回のインドの旅は今迄の旅で訪れていない「残りの」インドを回る旅に徹しようと考えている。 すなわち、カルカッタ、バラナシ、デリー、アーグラー、サーンチー、インドール、アジャンタ、エローラ、アウランガーバード、ムンバイ、アフマダバード、ジャイ…

デリー

デリーには何度も来ているので、特に行きたいところがあるわけでもない。自分としては、どこの街でもそうだが暇つぶしには駅に行くのがよいと思っている。往く人、来る人、待つ人たちを飽きずに眺めていると時間は自然と過ぎ去ってゆく。 ニューデリー駅のパ…

カップヌードルみつけた

袋入りのインスタントヌードルはマギーのやつが簡単に手に入るが、これは我らが日清カップヌードルのほう。 下痢ではないがちょっとした腹下しがあったので、丸一日の絶食の後、近くの店でみつけたカップヌードルを本来の意味通りブレックファストとして食し…

リシケシュでヨガ

今回の旅の初めの方にインドをもってきたのは、もちろんインドが好きで今迄訪れたことの無い残りのインドをみて終わりにしようということなのだが、実は自称「隠しテーマ」があって、それは、ダイエット(笑)である。ここ数年間の不規則な生活で体内に溜ま…

リシケシュ

リシケシュではラクシュマンジュラに宿をとっているが、吊橋を渡った向こう側ではなく、北側の少し静かで周囲には普通に民家があるような場所にあるホテルに泊まっている。わざわざ毎日坂を下り橋のほうでぶらぶらしているのだが、それほど面倒なことには感…