キャンディあたりからまとまった晴れ間を見ていない気がする。
二度目のキャンディ滞在中も曇りで少し雨にあたったし、コロンボに着いた日も夕食の帰りにはまとまった雨にあった。翌日はほとんど雨の中の散策だったし、翌朝も雨だったので、宿の延泊をあきらめて当初の予定通りニゴンボまでやってきた。それでも太陽は日没間近の雲の切れ目からわずかにのぞいただけだったし、翌日も一日中どんより曇っている。夕方には小雨。
これだけ天気の良くない日が続いているのも、僕の旅のうちでは珍しい。そのせいか、自分の気分が重く何だか鬱陶しい。せっかく25日も滞在したスリランカを去るのに、晴れ晴れとした気分でいたいものだ。
ニゴンボでは最初にあたった宿が空き部屋無しだったので、トゥクトゥクのドライバーに連れて行ってもらったところに決めた。浜辺から30秒。2階角部屋でAC付き。初日は数件先の大きなホテルで遅くまでバンドが演奏をしていたが、それを除けば夜は波の音がザバーッと聞こえるような、まあ雰囲気があるといえばある場所。
でもそんな感じなのでここのビーチは波が荒く地元の人は泳いでいない。海もきれいではなく、まあ湘南や内房の海水浴場とあまり変わらないといえば、水の色もわかる。
ただし、西向きなので、天気が良ければ夕陽がきれいなところだろう。でも滞在中は拝むことができませんでした(涙)。
それが妙に心残りなんですけど、スリランカをあとにします。