もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

麗江

麗江 古城入口で入域料(麗江古城維持費)を支払ったところで客引きのオバちゃんに捕まった。最初見せてもらった部屋は広かったものの1階で薄暗かったので断り、2軒目の宿で3泊するからとい言い値切って決めた。いずれも古城内にある瓦屋根と木造造作(構造…

成都に戻る

成都 発熱した翌朝は微熱程度だったのでバファリンで熱を下げ、バスにて成都へ移動、無事到着。バスターミナルのある茶店子から地鉄の移動で便利な拖板鞋青年旅舎(Flipflop Lounge Hostel)にまずは落ち着いた。ここは立地も良く、コモンスペースを含め居心地…

丹巴で梭坡へ行く/発熱して一休み

丹巴 Danba 康定からのバスは朝7時30分発。外はまだ暗く、しばらくの間眠る。目が覚めると既に外は明るく、窓の外は美しい渓谷だった。時々セメント採掘場のようなものが目に入るものの、見応えの有る風景がずっと続いた。やがて塔のある集落が対岸に見え丹…

丹巴へ行くため康定まで戻ってしまった

色達→康定 僕とM君の次の行き先は丹巴なので一緒に行くことにした。ただ色達から丹巴へ直行する車は無く、炉霍か八美あたりで乗換えなければならない。前日のうちに当たりは付けておいた。客運站の售票处では翌日発のバスは全て席が無く翌々日なら有ると言わ…

喇荣→天葬台→色達

喇荣→天葬台→色達 想像していたよりは居心地の悪くない喇荣賓館、なんだかずるずると連泊してしまいそうな気がした。しばらく宿泊している中国人の若者の気持ちがわかるような気もした。ただ少しだけである。せっかくのラルンガルなのに外に出ないでゲームば…

喇荣五明佛学院へ

喇荣五明佛学院 ラルンガル Larung Gar ヤチェンの翌日はラルンガルゴンパへ行く。 今日は色達へのバスの運行が無いこと及び乗合タクシーが朝7時半頃出発したことを前日に確認済だったが、念のため7時過ぎに交差点に行き乗合が有ることを確認してから宿に戻…

亜青寺へ行く

亜青寺 ヤチェンガル・アチェンガル Yarchen Gar 朝7時前は宿の入口に鍵が掛かっているので、老板を起こして開けてもらいまだ暗い町へ出る。川蔵路と清河街の交差点にバスが3台停まっていた。1台は亜青・昌台行き。もう一台は喇荣・色達行き、もう1台は失念…

成都→康定→甘孜

成都→康定→甘孜 成都の新南門バスターミナルから康定行きのバスは午前中なら1時間に1本出ているので、とりあえず朝7時30分過ぎに宿を出たところ8時のバスの車票が買えた。泊まっていた宿は 熊猫夫人青年旅舎(Mrs.Panda Hostel・旧Traffic Inn)。このホステ…

成都で一仕事

成都で観光ビザ延長 成都に着いた翌朝早速市公安局へ出向きビザの延長を試みる。地鉄を天風広場で降り、マオ像左手にある建物の裏側が出入境管理処なので3階までELVで上がる。受付でその旨を伝えるとDutyOfficerの部屋に通された。ここで幾つか質問されるの…

冬枯れの九塞溝

冬枯れの九塞溝 松藩まで来たからには当然ながら九塞溝にも寄ってみた。淡期(オフシーズン)の入場料は80元とグンと値下がりするが、域内のバス利用料金が80元なことはどうしても解せない。さすが中国、最初から最後まで気持ち良く観光できることなど滅多に…

夏河→郎木寺→若爾盖→松藩

夏河→郎木寺→若爾盖→松藩 夏河ではちょっとしたプロブレムのため滞在が1日延びてしまった。ただ結果的にはこれで良かった。というのも風邪をひいてしまって未だ体調が回復をしていなかったからだ。中国の安宿は部屋に暖房設備が無いためとても寒いのだ。極端…

夏河 

夏河 Xiahe 拉卜楞寺 Labrang Si 張掖から西寧を経由して夏河に来た。 西寧は普通の都会で街中には特に見所は無く、気になったところといえば新しい鉄道駅と水井巷市場、中国藏医葯文化博物館くらいだった。ところで12/1からDicos/徳克士のメニューにホット…

中国で泊まった宿 その2

中国で泊まった宿 その2 今回の旅でこれまでに泊まった安宿です。中国で安宿を探すと外国人宿泊不可の所が多いので、面倒になり青年旅舎がある街は迷わず青年旅舎に決めてしまった。ドミトリーは30-50元で部屋で80-130元位とみていた。部屋外の共同トイレシ…

馬蹄寺

馬蹄寺 Mati Si 張掖ではフビライが生まれた所とされている大仏寺を訪れた翌日、馬蹄寺まで足を伸ばした。ここも崖に掘り込まれた岩窟寺院でチベタンでもある。真っ白なチョルテンや色とりどりのタルチョが美しく、何だか懐かしくもある。ついに中国のチベッ…

麦積山石窟

天水 麦積山石窟 Tianshui MaijiShan Grottoes 麦積山のことは中国を旅行しようという意識が生まれるずっと前から知っていた。ソ連崩壊後の混乱を経てようやく落ち着いた頃の中央アジアとその周辺を旅した二人の旅行者が出版した本(ガイドブック)を以前に…

西安 兵馬俑

兵馬俑 Bingmayong, Terracotta Army of Mausoleum of the First Qin Emperor その壮大なスケールには息を飲む。ほぼ実物大の兵士の群れ。その数、規模も実際のものだ。軍隊一個丸々土の中に二千年以上もの長い間埋まり続けた後、井戸を掘りに来た地元の農民…

平遥

平遥古城 Pingyao Gucheng Old Town 香港(深圳)から太原に飛ぶことに決めた理由は、近くに平遥があることに尽きる。さらに平遥経由で西安までは 中国版新幹線ですぐだ。 平遥は古い町並みが保存された城郭都市。明から清の時代にかけて栄えた商業都市で、…

太原、乔家大院

香港から山西省まで戻ることにした。蘭州まで来て一旦OUTしたのだから次は西安INとして旅が続いているような気分でいたかったのだ。少しでも費用を切り詰めたかったので当初は陸路での移動を考えた。長沙、武漢を経由するルートになるだろうと考え凡その金額…

中国で泊まった宿 その1

中国で泊まった宿 その1 今回の旅でこれまでに泊まった安宿です。中国で安宿を探すと外国人宿泊不可の所が多いので、面倒になり青年旅舎がある街は迷わず青年旅舎に決めてしまった。ドミトリーは30-50元、部屋で80-130元位とみていた。部屋外の共同トイレシ…

香港不是中國!

香港不是中國! 先日香港対中国のサッカーワールドカップ予選が行われ、何と小国香港が大国中国に勝ちはしなかったものの、首尾よく引き分けに持ち込んだ。TVのニュース番組ではこの3日間毎日の様に同じ映像を流し続けている。これはなんか不思議だ。 ちょう…

中国ビザなし15日滞在

中国ビザなし15日滞在 中国ビザなし15日滞在というのは何とも悩ましい時間の長さだ。この制度※が便利なようで便利ではない事は、実際自由な旅行をした人にとっては周知のことだろう。中国は本当に国土が広く、15日なんて、限られたエリア内を巡るか場所を選…

蘭州で牛肉麺を食べ炳霊寺石窟を訪れる

炳霊寺 Bingling Si 蘭州に来た目的は2つ。蘭州牛肉麺を食べることと、炳霊寺石窟を見に行くことである。 今まで幾つかの町で牛肉麺を食してきた。食事を安くあげようとすれば、特に昼食などには牛肉麺はおあつらえむきである。シルクロードの町では必ずとい…

嘉峪関長城

嘉峪関 敦煌から嘉峪関へのバスは2日前に予約したせいか最前列の展望席だった。ただこの区間の車窓は単調、市街区域以外のほとんどは砂漠かそれに近い原野で特に見るものがない。折角の特等席で何かもったいなかったがそんな訳でウトウトしていた時間が多か…

敦煌

敦煌 見学はガイド付きのツアーのみ。チケットを購入時にガイドの言語を選ぶのだけど、オフシーズンだと日本人観光客は少ないので一人になる可能性が大きい。前日の午後だったら他に日本人客はいたようだが当日は僕一人。サイさんという女性のガイド、日本語…

ウルムチ

カシュガルからは次の目的地敦煌を目指す。といってもダイレクトに行くには遠すぎるので途中ウルムチを経由する。ウルムチは2年前に滞在しているので今回は1泊のみ。宿はYHの中で一番安かった雷鳥国際青年旅舎を予約しておいた。 2年ぶりの駅前は何も変わっ…

カシュガルを去る

カシュガルを去る 郊外の家畜バザールから老城青年旅舎に戻り、中庭で少しの間時間をつぶす。今晩は夜行なのでチェックアウトは朝出掛けに済ませてある。知った人間がいないので出発までひとりでぼうっと過ごした。此処はいわゆるユースホステルらしいホステ…

活畜交易市場/カシュガルの家畜バザール

カシュガルの家畜バザール Livestock Bazaar at Kashgar 新疆ウイグルは2年前に訪れているため今回はすっ飛ばしてもよかったのだが、やはりこれが気になっていたので日曜日をカシュガルの滞在に含めることにした。前回はとても残念な思いをしたが、今回こそ…

カシュガルをぷらぷらする

カシュガルをぷらぷら カシュガルの滞在は2度目だ。大きな街ではないので目ぼしい所は前回に大方訪れたが、何度来ても老城の街歩きは楽しい…、と喜んでばかりいられないことはすぐにわかる。それが中国。 まあぷらぷら歩きますか。 2年前この通り沿いには建…

タシュクルガン→カシュガル

タシュクルガン→カシュガル 今日はカシュガルに行くため早起きしてバスターミナルへ赴く。朝8時30分に建物入口が開き窓口で車票を購入できることを前日のうちに確認しておいた。でも30分前で既に人が並んでいるのに照明も何も点いていない。北京時間の朝8時…

パキスタン小情報、のようなもの

パキスタン小情報(この項適宜追加) ■パキスタン北部情報 1. 湖横に新しいトンネルが開通していた フンザ~グルミット間のカラコルムハイウェイを分断していた湖の横に新たにトンネルができていました。地元の人によると開通したのは1ヶ月くらい前とのこと…