もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

中国に入国

(承前) 変なゲートがあった 峠近くに中国のカスタムはあるがイミグレはずっと先のタシュクルガンの町少し手前にある。変則的だ。パキスタンとタジキスタンへの出入国管理を1箇所でまとめたいという意図なのだろう。カスタムでは荷物の中身まで調べられたが…

ソストから出国

ソストから出国 パスーを後にしパキスタン最後の町ソストまでやってきた。 午前10時頃パスーを通るというアーリアバード発のミニバンを待っていたのだが一向に来る気配はなく、11時前やってきたミニバンは満席のせいか通過してしまった。そこでヒッチに切り…

グルミット、フサイニの吊橋

グルミットとフサイニ パスーに滞在することにしたのでグルミットは日帰りで訪れることにした。 パスーもグルミットも基本的にはもう少し暖かい時期にトレッキングに出るベースとする場所なのだろうと思う。でも小さな村なりに落ち着いた静かなたたずまいが…

パスー

パスー2 今日も空は抜けるように青い パスーの村から歩いて行くことのできる吊橋を目指す。 一度河原に下りることになるが、小さく響く川のせせらぎ以外全く音がしない 自分一人の世界 時々地元の人が通る。恐る恐るゆっくり渡る人もいれば、スタスタと慣れ…

パスーへ行く

パスーへ行く カリマバード出発前日にそのことを伝えると、翌日は親父がソストまで行く用事があるから一緒に乗っけて行って貰えば良いと、顔の似ているラル氏の息子は言うので好意に与ることにした。その時何か変だと気付いた。アーリアバードから北上して暫…

カリマバード

フンザ3 地震から既に3日経っているのに、土砂崩れが幾つかの場所で起こっている。時々ドゥオーン!という音が響き、谷のほうに目をやると、何処からか砂煙が舞い上がっているのが判ることがある。地元の人は気にしていないといっても、その音を聞く度に少し…

カリマバード

フンザ2 今朝の一枚 初日に訪れたが閉館時間1時間前なのに既に閉まっていたバルチットフォートに満を期して出かける。ところが入口には非情にも「CLOSED」の表示。訝しがりながら敷地内に入ると、先日も会った自称ガイドが教えてくれた。昨日の地震による影…

カリマバード

フンザ1 前回パキスタンを訪問した時はこちらの北部には来なかった。というのもニューデリーでとったウズベキスタンビザの入国日が決まっており、日にちに余裕が無かったためだ。当時はウズベキスタンビザ申請に際にインビテーションレターが不要になったば…

ギルギットの親父たち

ギルギットにて。 会話がし易いので、ほとんどが飯屋の親父 町中で女性はほとんど見かけない そう、この匂いと煙につられて… 脳みそのカレーを注文。 後日店内で肉を食って俺みたいにデカくなれとすごまれた。 まだ若そう。 ざ・すきんしっぷ この人(右)は薬…

パンダールに行った時のはなし

10/20-23 パンダールに行った時のはなし マディナ・ゲストハウスの人にヤスィンやカルティレイク、パンダール等の地名を挙げ何処が良いか尋ねたところ、2人ともパンダールと答えた。でも聞いてみれば彼等は実際に訪れたことは無いという。何だよ(笑)、だか…

ギルギット

ギルギット 一夜明けて町の通りに出てみると正面にも背後にも高い山々がそびえていた。何か少し意外な感じを覚えた。前日ずっと渓谷を眺めながらバスに揺られてきたのだから、山に囲まれていることは分かっているはずだ。昨晩到着して山影を確かめる隙も無く…

ラホール→ラワールピンディ→ギルギット

ラホールから一気に移動 マネージャのサジャット氏と話をしていたら出発が遅くなってしまった。なんだかもう一泊してもよい気になっているのだが、きりが無い。 ラワールピンディへは FISAL MOVERS社のバスを利用、先日ハラッパから帰ってくる時に良い印象だ…

オールドラホール

オールドラホールの昼と夜 オールド・ラホールほど自分にとって街歩きの楽しい場所は無い。 もちろんこれは僕の方が特殊な訳であって、大抵の人にとっては疲れるとか面倒とか歩きにくいとか、とにかく不快に感じるのではないかと思う。 でも、写真を見返し再…

少し疲労がたまっている

ムルタン、ハラッパ、ラホール 前回の旅でもカシュガルで発熱したのは日本出発後ちょうど1ヶ月目の頃だったが、今回もやはり1ヶ月目のラホールで軽く体調をくずす。特別に疲労を感じていたわけではなかったが、この数日はやはり体に負担が掛かっていたようだ…

ラホール再訪

アムリトサル→アタリ→国境→ワガ→ラーホール 前日キッチュなボーダーセレモニーを観たのと同じ場所を、今日は一人で国境越え。 アムリトサルのバススタンドからローカルバスにて国境近くの小さな町アタリヘ。ボーダーまではまだ距離があるのでサイクルリキシ…

アムリトサル ゴールデンテンプル

アムリトサル ゴールデンテンプル 10年以上も前に初めてこの地を訪れた時、思えば私はそこらへんにいる二束三文の不埒な旅行者の一人に過ぎなかった。 宿泊代を浮かすべく巡礼宿の事務所脇にある土間に汚れたマットレスを敷いただけのどうみてもドミトリーと…

ダラムサラまできて

ダラムサラまできて ダラムサラまでやってきたものの正直この先どちらに行くか迷う。マナリ方面まで足を伸ばすか、それともアムリトサルへ急ぐか。インドの次にはパキスタンが待っているので気持ちは後者に傾きつつあるが、まあこの2、3日のうちに決めればい…

スリナガル

スリナガル スリナガルには他の同規模のインドの街とは確かに違う落ち着いた印象を持った。公園が多いのだ。川沿いや水辺に幾つかあり、街の真ん中で芝生に寝転がれるものさえある。それだけでもう気に入ってしまった。インドの旅行で僕にとって最大の問題は…

ラマユル→カルギル→スリナガル

ラマユル→カルギル→スリナガル 今日は移動日になる。 9時半から10時頃にやって来るよと宿の親父に教えられたカルギル行きのバスは、10時のラマユル到着時にはすでに満席で立ち客もいた(これは毎朝6時にレーのポログラウンド南端付近から出発するバスです)…

ラマユル

ラマユル レーから次はスリナガルへ行くので、ラマユルへはその途中に寄ることにした。 8時発チクタン行きのLBOC社のバスで一路ラマユルへ。いろいろな方面に足を伸ばしたがレー近郊の道路の舗装状態は結構良いほうではないかな。ここ数年の内に新しく被せら…

ゴンパめぐり その2

ゴンパ アルチのゴンパの内部撮影禁止は残念。素晴らしい絵なんだから、まったく。だから絵葉書で我慢。 リゾン リキル

ゴンパめぐり

ゴンパめぐり 旅の最初から急ぐことはないと考えたのはいいものの、多少だらけてしまい思ったより長居してしまったレー。基本的にはゴンパめぐりをしていた。 ※なお、ダー・ハヌーへ行こうと思い街中のエージェンシーにILPをとってもらおうと訪れたところ、…

ラダックフェスティバル

ラダックフェスティバル 昨日20日からラダックフェスティバルなるものがレーで1週間にわたり開催されている。そのうち旅行者が興味のあるものといえば初日のパレードと唄と踊り、二日目のチャムだろう。他には写真やタンカの展示、ラダック料理教室等がある…

レー王宮とナムギャル・ツェモ

市街地から眺めるレー王宮とナムギャル・ツェモ(右上) ひたすら眠った後の目覚めは最悪。昨日とは違った頭痛。寝すぎたのかもしれない。またもやバファリン様のお手を借りる。 横になったままぼうっとしているうちに効いてきたのか頭痛はおさまったので、昼…

レーに到着 / 予想通り高山病になる

レーに到着 0550出発なので朝4時に目覚ましをかける。きちんと起きる事ができたが1時間ごとに目が覚めていたようで睡眠不足だ。先が思いやられる。 エアインディア インディラガンディー国際 → レー Air India AI445 DEL-IXL 水と簡単な朝食が出される。窓際…

久しぶりの成田 / エアインディア

久しぶりの成田・エアインディア 羽田空港の就航本数が増えアジア近辺なら成田まで行く必要もないだろうと思っていたが、今回は成田から飛ぶことになった。乗継便で行くよりも直行便それもエアインディアのチケットが安かったのだ。特別サービスが悪いとか人…

ちょっと体を絞る

ちょっと体を絞る 次の旅に出ることに決めたはいいが、先立つものが少々不安だ。決めた時期が遅かったので夏の終わり頃には出発しなければならない。少しばかりの間だが某食品工場アルバイトを入れる。なまった体にはほとんど肉体労働のようなものだったが、…

雑誌旅行人、その他

先日ヤフオクを眺めていると雑誌旅行人のとあるバックナンバーが目に入った。それは1999年の長旅から帰国後に僕が送った情報が欄外に載った号だった。同じ内容が旅行人ホームページ上の旅行人ノート追加情報の欄にてしばらくの間見ることができたせいか、そ…