もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

チャウドックぶらぶら

 

チャウドックの川沿いの公園を歩いていると、何度もオバちゃんにボートを勧誘される。このあたりの地域ではどの町でもボートツアーがあってそれなりに楽しむことができそうだ。チャウドックには川の中に水上集落があり水上農園とかいろいろ廻るコースがあるようだ。昨日川沿いにぶらぶら歩いていた時に目にした。値切って短い時間だけボートに乗ってもいいかなと思ったが面倒になってやめた。ここはベトナム最後の町、気が急いで思いは既に次の国へと飛んでいる。

f:id:pelmeni:20160618094248j:plain

 

 

朝は宿隣のカフェのアイスコーヒーから始まる。交通量の多い通りに面していて本当に賑やかというかはっきりいって騒がしいところだが、そんな喧騒でも今は何だか他人事のように眺めることができる。不思議な感覚だ。出国間際になってその国にようやく慣れてきたと感じること、実はよくある。

f:id:pelmeni:20160618093800j:plain

f:id:pelmeni:20160618093837j:plain

f:id:pelmeni:20160618093847j:plain

f:id:pelmeni:20160618095118j:plain

町の真ん中にある市場を通って町を縦断しフェリー乗り場へ。この渡し舟は無料。ほとんどがオートバイと車に乗った客で、徒歩で船内に入る客などいなかった。

 

対岸に上陸後左に曲がるとすぐに金曜モスクがある。そう、こちら側はイスラム教の少数民族の居住地域なのだ。今日は金曜日で時刻はお昼前。多くの人がモスクに集まっている。静かな町を川沿いにぶらぶら歩く。不思議と民家が途切れない。

f:id:pelmeni:20160618095137j:plain

f:id:pelmeni:20160618095151j:plain

f:id:pelmeni:20160618174503j:plain

30分くらい歩くと星と三日月のマークを掲げた家が現れ、モスクや集会施設のような建物も幾つかみられた。ひと気が無いのは礼拝時だからだろう。イスラムの田舎町で金曜の昼といえば、どこでもひっそりしているものだ。

f:id:pelmeni:20160618181232j:plain

f:id:pelmeni:20160618174731j:plain

f:id:pelmeni:20160618170652j:plain

f:id:pelmeni:20160618170702j:plain

f:id:pelmeni:20160618170712j:plain

戻る頃には礼拝は終わりモスクの隣の食堂で皆食事をしていた。行きがけにみた船着場近くのモスクも既に無人で、多くのひとがカフェに入ったり家に帰るべく通りを歩いたりしていた。隣のカフェに入り彼等の中にまじりアイスコーヒーを飲む。ベトナムに来て一番安い値段だった!(6000ドン・約31円)観光客など来ない店、これがローカルプライスなのだろう。

f:id:pelmeni:20160618174010j:plain礼拝時間の終わった金曜モスク

f:id:pelmeni:20160618173757j:plain