もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

ホイアン

ホイアン

 

 

体だけでなく気持ちにも疲労感が感じられる今日このごろ。天候もからっと晴れない日がずっと続き毎朝気が重い。いろんなことが面倒に感じられるようになってきた。どこにいっても白人観光客ばかり。何だか飽き飽きだ。何故ベトナムに彼らはこんなに多くいるのだ。単に中国に少なかったからそう感じられるだけなのだろうか。そのせいかせっかくの町並みが何処も何だかテーマパークっぽくみえてしまう。

そこで気分を変えたくて、宿で自転車を借りて町に出た。いつもと違う目線、いつもと違うスピード。久しぶりに漕ぐ自転車はとても新鮮に感じた。肌で受ける風も気持ち良い。ただ「これは」と思った所で「すぐに」立ち止まり写真を撮るわけにはいかない。歩いている時とは感覚が違う。そちらに慣れすぎてしまっていることもある。たまには良いか。

 

 

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川辺りに出てハッと気付く。今までずっと山の中を廻っていたが、ぼくは空の広い水辺で生あたたかい風に吹かれるのが好きなのだ。ゆるゆると全く急ぐことのない光景、静かな生活の気配…。 

やはり南へ急ごうと思った。すぐにでもサイゴンに直行したい気分になった。水辺にいるとおおらかな気分になる。天気が良かろうが悪かろうが、足取りは緩やかになる。そう、暖かい方へ。

でも一応ミーソン遺跡には明日行っておこう。

 

町の外にある日本人墓地まで足を延ばす。2つほど近くにあったので一緒に見てまわる。まあそもそもここに来るつもりで自転車を借りたようなものだ。

まずは潘次郎さん  周りを住宅に囲まれている

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次は谷弥次郎兵衛さん こちらは水田のど真ん中

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 のどかなところです。遥か遠い昔へ想いを馳せるにはぴったりの場所。