もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

ドバイ覚書

ドバイ覚書

初日 夜中に着いたのみ
2日目 デイラその他をうろうろ 
3日目 ドバイモールで興奮
4日目 シャルジャに足を伸ばす
5日目 バールドバイ、ブルジュ・アル・アラブ、モール・オブ・エミレーツブルジュ・ハリファ
6日目 フライドバイで出国

朝はゆっくり起き、キッチンで朝食を作る(コーヒー、パン、トマトサラダかヨーグルト、目玉焼きかオムレツ)。昼近くにようやく外出、たいていはメトロにて移動。3回以上乗る場合は1日券が便利。自販機で買えます。夕食にスパゲッティを茹でる。トマトソースにガーリック、青唐辛子。どうやっても不味い。昔トルコでやはりパスタうまく茹でられなかったことを思い出した。イスラム圏ではやっぱり駄目なのかなあ。

デイラで気に入ったもの。渡し舟、ウインドタワー、修復保存された昔の住宅。そのヘリテイジハウスに展示してある昔の写真が興味深い。1960年頃のドバイは運河の両側にまたがる小さな町で、ビルなど無く伝統家屋しかみられない。バードギル(ウインドタワー)の林立する光景は、ちょっと異世界の様相で、現在の姿との共通点は全くみあたらない。真珠採りと漁業の町とそれほど大きくもない中継貿易港。それが数十年でいわゆる「ドバイ」となる。言葉が出ない。何が理由ででこうなったのか… 勉強しなきゃ。

ドバイモール。 気が付くと興奮している自分がいる。間違いなく世界最大のショッピングモール。そこいらのものとはコンセプト(笑)が違う。掛けたコストも違う。いや楽しませてもらいました。でもH&Mでしか買い物はしなかった。旅の最中では普段着は消耗品。 iPad mini は買おうか本気で迷った。どこかで買っちまおうかな… 日本に帰ればいずれにせよ買うのだから。

シャルージャ。 ドバイ・ユニオンBTから2階建バスで45分。ここも歴史的地区が修復されているがひと気が無くなんだかきれいな遺跡のよう。博物館はコンパクトで展示がわかりやすかった。変わった形のマーケット横の遊歩道から運河越しに高層ビルの林立する対岸を眺める。こんなに需要が本当にあるのだろうか。そして何となくの既視感。そう、これはシムシティではないかと、ベンチに座りながら1時間も飽きずに眺めていた。

ブルジュ・ハリファ。 at the topからの夜景。もっと面白いかと思ったけど意外とそうでもない。理由1)展望台が狭い 2)この時期屋外展望台は寒い! 3)夜景はきれいだが画一的な眺めは飽きる。 下界を眺めていた時間よりも下りのエレベーターを待っていた時間の方が長かったのはどういうことだ? 8時からのショーは音だけがなにやら豪勢であった。

フライドバイ、近距離なんて格安で構わないのだが、ドバイの空港は味気ないターミナル2を使用する。時間があればターミナル1や3に遊びに行ってもよいだろう。せっかくのドバイなのに貧相なターミナルからの旅立ちとは寂しい。ただしタクシーでしか往復できない。ここだけ離れているのでメトロも非接続。


あっという間でしたな。思い出が意外と有るような無いような、実体が把握できたようなできないような。
夢のような楽しさの一瞬。リアルな人々の生活はどこに? 林立する高層ビルに本当のビジネスは存在しているのか? つかみどころのない都会。あ、これはまるで巨きな書割にさえ思えてくる。

外国人労働者ばかりのせいか町中では生活必需品、食事代は普通に安い。ホテル代を含む贅沢品は高価ということになる。

久しぶりの大都会。観光しているという意識が消え、ただ単に大勢の人々の中に紛れ込むという感覚が僕は好きだ。
でも、また来たいかというと… それはどうかな。


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