もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードです。

カサーラのバススタンドで思いがけず初日の出をみる / ウザいエチオピア人の洗礼を受ける

カサーラのバススタンドで思いがけず初日の出をみる/ウザいエチオピア人の洗礼を受ける



カサーラ→ゲダレフ→ガラバット/メテマ→ゴンダールと、可能なら一気にエチオピアまで行ってしまおうという気になり、早起きすることに決めた。

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バスターミナルには6時50分頃着き、またもや客引きに付いて行きゲダレフ(カダールフ)行きのチケットを購入。何時発か尋ねたところ答えは 「FULLになったら」。しまった出発時刻を確認してから買うべきだったかと一瞬後悔したものの、まだ時間は早いから大丈夫だろうと気を持ち直した。しばらくぶらぶらしているうちに東の空が明るくなってきた。


!!!!!


忘れていた。今日は元日だった。ということは、これは初日の出を見るということになるのか。

年末はずっとイスラムの国に滞在していたので、クリスマスも、新年も祝うという雰囲気が無かった。単なるキリスト教暦の12月24,25日、そして31日、1日。これまでの数々の旅で、年末年始を我々が知っている様に盛り上がるのはキリスト教で西暦をメインに使用している国だと判っているので、今年は何も期待していなかった。去年の元旦はカルカッタにしては非常に居心地の良いホテルで寝坊していたので初日の出どころではなかった。
まったく忘れていたが、思わぬところで、早起きは三文の徳、といったところだろうか。


それも、ちょうど不思議な形をした岩山の一つの傍らから陽が昇るのだ。
なんてドラマチックな光景。

その陽を眺めながら願うことといったら、無事に楽しく旅ができますように、ということ以外にこの際は無いだろう。
心からそう思います。



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f:id:pelmeni:20180630150354j:plainf:id:pelmeni:20180630150408j:plainここのコーヒーもジンジャー風味!




バスは結局8時半過ぎに出発。大きな新しいバスだったが意外と人は集まるものだと思った。というのは同時に少なくとも3台以上のゲダレフ行きのバスが客の呼び込みをしており、そのなかで僕のバスが一番集まりが悪そうにみえたからだ。車体が一番新しく大きいのでチケット代も高いのではと想像した。40ポンド。でも結果的には一番最初に出発した。システムがよくわからない。
キャンディーが配られた。隣の席にいた英語を喋れる人と少し話をした後、眠りに陥ったようだ。二日連続で早朝出発の寝不足。時々目が覚め再び眠る。冷房が少しきつかったが風邪などひくことなく3時間弱で、隣からのひとことで目が覚めた。
「ここが降りる場所だよ」


国境のガラバットまではボロいミニバスに詰め込まれた。19ポンド。茅葺の民家の集落が目をひく。2時間半くらいでガラバットへ。その時点で午後2時半。これは行けるとふみ国境を越える。時間が遅ければ無理して国境を越えることはないとも考えていた。

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(この先が国境)






無事エチオピア入国。エチオピアのイミグレでは、担当の女性係員がもはやスカーフ等で頭髪を隠していないのを見て、イスラムの国を脱出したことを実感した。僕らが慣れ親しんだ女性の装いだ。
両替できる所を聞き出して少額だけ行う。ここにはATMは無さそうだ。

f:id:pelmeni:20180630151347j:plain怪しい東洋人に子供たちが群がる(笑)


そのまま少し歩いてゴンダール行きのこれまた古いミニバスにたどりつく。トヨタハイエースの中古のようだ。途中で客の乗り降りは多く意外と時間はかかった。3時間くらいと考えていたがたっぷり4時間。



ゴンダールのピアッサに着いた頃は既に暗かった。しかしこのミニバスは運賃をボッて来るので注意だ。両替してくれた店では70ブル以上払うなといわれたのでそれがローカル料金なのだろう。僕はフロントシートに座ったのでもう少し高く100ブルくらいだったのかもしれないが、奴等は200払えと言ってきた。とりあえず100ブル札を渡すもそれ以上は保留。でも車掌もドライバーも口をそろえて200,200の連呼だったので手元にあった40ブルを渡してとりあえず黙らせた。ところが降車時にまたもやドライバーも車掌も関係ない奴も口をそろえてチップを払えという。何のためだ?チップとは何かしてくれた時の代価として渡すものだ。お前たち通常業務以外に何をしてくれたんだ?だいいち既に料金をボッてるだろう。もう思わず笑ってしまう以外に感想は無い。とりあえず金、金と言ってみる精神構造は中学生レベルではないかね、ええ? もちろん払うはずも無くさっさとわかれてホテルを探しに歩く。すると知らない奴が付き添ってきて一緒にホテルに来てコミッションを載せようと企む(んでる様にみえた。ただの親切心?考えにくいなあ)。ディスカウントはされたがそれでもちょっと高いうえにそいつに金が渡るのを嫌いチェックインはしなかった。そういえば国境でも親切に説明しながらつきまっとって最後に金をくれといってきた奴がいたことを思い出した。「俺がお前に何か頼んだか?」というと引っ込んだが… 。

はっきりいってエチオピア人はインド人以上にウザイかもしれない。それともこの町だけのことなのだろうか。スーダンでつきまとわれ悩まされたのは安宿の蚊だったが、国境を越えたこちらでは人間ということか。とりあえず初日の印象は、悪い。