もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

ジンジャ→ブシア→キスム

f:id:pelmeni:20150728141403j:plain



ジンジャ→ブシア→キスム
今日は移動日。

ミニバスの料金には荷物代が含まれているのだろうか。分けて言ってくれる車掌もいれば、合計しか言わない者もいる。いちいち確認するのも面倒だし、忘れてしまう。降車時に追加請求してくるのでないか… あのすべてがいい加減だったエチオピアでの感覚がまだ抜けていないので何かと疑り深くなってしまうが、多分幾らかはまともなのだろうというのがこの数日間の感想。
それにしてもアフリカ、狭い車内に人も荷物も詰め込む、詰め込む…

ジンジャからは2時間強で国境の町ブシアに着く。12,000USh。
ミニバスから降りるとそこには既に自転車タクシーがたくさん集まっていた。カスタムまで確か1kmくらいあるとどこかで読んだ気がしたので、後の座席にバックパックを背負ったまま跨る。2,000USh。しかしこんな載せ方してタイヤはよくパンクしないものだ。

喉が渇いたのでカスタム手前の店でジュースを1本買い、余ったウガンダシリングをその辺にいたチェンマネ屋とケニアシリングに両替した。レートはジンジャ町中の銀行とほぼ同じ30だった。

国境通過は滞りなく済む。ケニアビザも書類2枚記入提出して50USDを支払うのみ。結構多くの人がそれぞれの方面へと通過しているが、パスポートにスタンプやビザが必要な外国人はそのうちごく少数だった。

ケニア側のバス乗場はすぐ近くだ。大きなバスも停まっていたが、出発しそうなマタトゥに。これにも積荷が満載、人も満載。荷物の固定に時間を掛け30分後に出発。350KSh。途中で乗降が多く、目的地のキスムまでは3時間弱かかった。大型バスならばノンストップで2時間くらいで着いたのだろうか。

バスターミナルを出て町をざっと縦断して目を付けていた安宿にチェックイン。その途端夕立の様な強い雨が降ってきた。ぎりぎりセーフ!これはツイている。その証拠にこの宿は居心地が良い。そんな時はいつものように夜更かし。眠るのがもったいないという気持ちがどこか心の片隅にあるみたいだ。