もう少しだけ旅させて

旅日記、のようなもの(2012-16) 基本一人旅 旅に出てから日本語を使わないので、忘れないように。ほとんど本人の備忘録になりつつあります。情報は旅行時のものです。最近はすっかり懐古モードでひたすらノスタルジーに浸っています。

'99アジア その1 タイ

昔の旅の写真があがってきました。

この旅は、その前年の旅行中に出会った長期旅行者に感化されて僕が初めて企てた長旅でした。フィルムをスキャンしながら日記帳を読んでいると当時の記憶がまるで昨日の事のように起ち上がってきます。すっかり忘れていたことを思い出したり、完全な思い違いが発覚したり。でも自分で言うのもナンですが、記憶力が良いせいか結構リアルに思い出せます。その場に居るかのように楽しめました。そういえばと段ボール箱の奥から引っ張り出してきた当時の日記帳には、思いの外几帳面に多くの事が書き記してあってびっくりしました。

 

 -----何もかも、みな懐かしい  沖田十三

 

旅行時期;1999.1~6 半年弱

旅行地域;タイ、インド、ネパール、パキスタンウズベキスタントルクメニスタン、イラン、トルコ

 

■タイ 

訪問地;バンコクチェンマイ、スコタイ

 

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アジアの旅の始まりはバンコクから。アジアの水に慣れるにはちょうど良い場所でした。それまで旅したヨーロッパと比べるとまあ何て無秩序でとりとめが無いのだろうと思いましたが、当初のその感想が時を隔てた現在のアジア全体に対する印象とほぼ変わっていないのが、なんだか面白いです。

後で多分言及しますがカメラを盗まれたのでチェンマイの写真はほとんど残っていません。まあ残念ではありましたが、今となってはこれも旅の思い出の一つです。

スコタイ遺跡の静謐さには強い印象を持ちました。この静かな雰囲気に当時の僕はアジアの神秘を初めて感じ取ったというわけです。

 

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